事業仕分けの話、第二弾。医療用漢方薬![]()
医療用の漢方薬が病院で処方されなくなるということ。
保険適用されている医薬品が保険適用から外されるという異例のことです。
漢方薬が医療用の医薬品として保険適用された経緯には
実は、田中角栄元首相が大きくかかわっていることをご存じだろうか
日中国交正常化をする上で漢方方剤(葛根湯をはじめとする)200弱
(189方剤と記憶しているが)の方剤について保険薬(医師が処方する薬)
とすることにしたのである。この際、新薬において行われるさまざまな治験は
行われなかった。![]()
それからの数十年間、漢方薬は中国三千年の歴史での経験測の
効能効果で現在も処方されているのが現状であろう。
近代化された昨今の中国の医療現場では漢方薬は、ほとんど処方されて
いないと聞いている。漢方薬はむしろ日本でのみ使われているものである。
数十年かけて医学・薬学の一部の研究者たちによってその有効成分に
ついて研究されているが、医療で処方されている漢方薬すべてが解析されて
いる訳ではない。
この状況の中での今回の事業仕分け。関係団体では署名を呼び掛けて
いるがこれが有効な策とは思えない。
これまでの研究者たちが行ってきたデータをもとに汎用されている薬剤に
ついては新薬同様のプロセスを経て残す努力をするべきであると考える。
漢方薬を製造販売してきたメーカー各社。特にT社については早急に行動
するべきではないかと思う。数十年間、故田中角栄氏の功績に甘んじていた
結果がこれである。漢方薬はもはや日本独自のものである。漢方薬は薬用に
供される植物(生薬)数種で構成されている。これらの生薬の生産をすべて
国内で賄うような方策をとれば、休農している農地の活用が可能であり。
雇用の機会も増えるはずである。
あらためて産・学・官で取り組むべきことではないだろうか
。
今後を見守りたい。![]()