前回のテスト結果で脳の苦手分野が分かりましたか?実は日頃の生活習慣をちょっと見直すことで強化出来るものばかりです。「脳力」をアップさせるのは、あなたの心がけ次第です。


柔軟性:「幸せの感受性」を磨きましょう

 他人への気配りや場の空気を読む・・。そういうことが出来る人は、脳の柔軟性が高い人です。この脳力は、日頃から柔軟な発想をするよう心がけていれば高めることが出来ます。また、他人を思いやったり、共感したりするにも脳の柔軟性が大切です。つまり、脳を柔らかくしておくと、他人に優しくしたり、愛したりすることが無理なく出来るようになります。なぞなぞをしたり、他人や自分をほめたり笑わせたりすることで、脳の柔らかさをキープしましょう。


発想力:「つなげる力」で脳力を底上げ

 経験や知識を積んで、脳に“引き出し”をたくさん作っておくと、意外なときに役にたつものです。それは、ある引き出しが、別の引き出しと互いに結びついて、発想を豊かにするからです。この引き出し同士のつながりを作るのが、脳回路を作るシナプスです。このシナプスを増やして、引き出しを使いこなすネットワークを整えるには、頭の中のイメージを目の前の作業に結びつける工作や料理がおすすめです。出来上がるまでの「つながり」を発見しましょう。


やる気:前向きのベクトルを育てましょう

 ストレスが多いと、新しい脳神経細胞が生まれにくくなります。ところが脳のやる気が高いと、ストレスをあまり感じないとか。つまり夢や目標に集中しているときは、不安やストレスなどの感情が表面化しにくくなるのです。そうはいってもやる気がでない・・。そんなときは、まずやってみることが大切です。作業を始めることで、脳内のストレスホルモンが減り、やる気を出す脳内物質が分泌。脳のやる気スイッチが自然にONになってくれるのです。


運動神経:体と脳の運動で脳の基礎体力をアップ

 脳の運動神経を鍛えるためには、体と脳の両方を鍛える必要があります。「体」を使った運動とは、汗をかくスポーツのことです。体の代謝がよくなり、脳の活動を高めるホルモンが分泌されるのです。次に「頭」を使った運動。これは指先を使って直接脳を刺激する運動で、神経活動を活性化させます。どちらも血流をアップさせるので、脳のすみずみまで酸素を栄養が送られ、脳が活性化します。また、脳内のストレスも減るので、脳回路の成長も高まります。


感動力:脳回路を変える力を生み出しましょう

 喜びや感動は、その刺激によって脳力がアップします。なかでも脳の回路が成長するのは、予期せぬごほうびをもらったときです。その喜びで脳内からたくさんのドーパミンが分泌され、脳の回路を変える力が高まります。だから、何事にも積極的にチャレンジして、日々の感動の種を追い求める姿勢が大切です。かつて感動した映画や小説にもう一度ひたってみたり、新しい趣味を見つけたりして新しい世界に飛び込むことで、感動力はアップします。


 来週は脳を活性化させるトレーニングをご紹介したいと思います。