今週も「女性ホルモン」についてご紹介したいと思います。

女性ホルモンの分泌量が減ることによって、からだの中で増えるもの<悪玉コレステロール>と減るもの<骨量>があります。どちらの増減も、からだの不調につながるやっかいなことです。

まずは、<悪玉コレステロール>についてです。
更年期を境に、高脂血症の男女比は逆転してしまいます。35~44歳までは、女性の高脂血症は男性の約半数だったのが、55~64歳で男性の2~3倍、65~69歳では3~4倍にまで増加するともいわれています。

それというのも、悪玉コレステロールの増加を抑えていたエストロゲンが減少してしまうからです。逆に善玉コレステロールは少しずつ少なくなり、悪玉が急激に増える分、総コレステロール値もじわじわ上昇する傾向にあります。

しかも、この年代は基礎代謝が減り、運動不足も重なって肥満になりがちです。肉や揚げ物など脂質の多い食品や甘い物が大好きで、うっかりそのまま食べ続けていると、メタボリックシンドロームになる恐れがあります。

更年期にさしかかったら、ご自分の食事内容を見直す必要があります。コレステロールをからだの外に出すのに役立つ食物繊維たっぷりの、野菜やきのこ、豆類、海草類を意識して摂ります。和食を中心にして、油を使う場合は、善玉は減らさず、悪玉コレステロールを減らすのに役立つオリーブオイルがおすすめです。

次に<骨量>についてです。男性と異なり、女性は最大骨量が少ない傾向にあります。そのうえ、更年期を過ぎると、骨からカルシウムの流出を防いでいたエストロゲンが減少し、骨がスカスカになりがちです。60歳代の約半数は、腰痛や骨折を招く骨粗しょう症だともいわれています。

骨粗しょう症が怖いのは、かなり骨量が少なくなっても自覚症状がほとんどないことです。背が縮んだり、腰が曲がったりする頃には、かなり進行した状態といえます。

まだ先のこととのんびり構えてはいられません。骨量のピークはとても早く、18歳頃といわれています。カルシウムを多く含む牛乳や乳製品、小魚などをしっかり摂るのはもちろん、適度な運動で骨を強くすることが大事です。無理なダイエットはカルシウムの不足を招くだけでなく、ホルモンバランスを乱して骨の健康を損ねてしまいます。いくつになっても背筋の伸びた立ち姿でいられるように、今日から食生活を見直しましょう。

来週で「ホルモン」についてのお話は終了となります。来週もお付き合い下さい。

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