私の職場にはいかにも『あざとい女』の玲子さんがいます。
同性達から見れば鬱陶しいとか癇に障るレベルで、男たちからはいつも人気があるモテ女だったりします。
それが余計に憎たらしいわけです。
計画的に、打算的に、すべての行動や言動を取っているかと思うとそれはモテる秘訣にもなるんじゃないかと気づいたのです。
玲子さんを冷静に分析してみると、あざとい仕草にはモテ要素があるんだなって。
可愛く見える角度を研究されている
玲子さんは、家で鏡を見ながら可愛く見える角度をチェックしているはずです。
瞬きのタイミング、斜めからの見え方、上からの見え方、などなど、ここぞという時にその角度を男性に見せています。
何をしても許される雰囲気すら醸し出しているのでしょう。
玲子さんが上司から本気で叱られているのを見た事がありません。
かなり聞き上手
玲子さんがあざとい女だと目に付いてきた頃に感じたのが、聞き上手な人だって事です。
男性たちからの話を遮る事無く、『うんうん』『分かる~』『そうだと思うよ』と肯定しまくります。
男性って、自分の意見や主張を反対されたくない生き物です。
そして、彼らが好むテーマが何なのかを研究してるんだと思います。
そこからの最高の笑顔を見せてあげるのが玲子さんは上手いなと感じた瞬間が何度かありました。
私なんて『えっ、いやそれちょっと違うんじゃ』ってぶっきらぼうに反対意見する事がよくあるから、まだあざとい女になれる気がしませんが、玲子さんのあざとさを意識しようと思ってます。
勘違いされる寸前までスキンシップしてる
普通なら、相手が既婚者だって分かってる男性相手には勘違いされたくないからスキンシップなんてご法度ですよね。
でも玲子さんは絶妙なタイミングでスキンシップをしてるんです。
見ているほうがヒヤッとする絶妙さです。
これはもう天性のものなんじゃないのかと思わされるほどのヒット&アウェイです。
当然、独身者にも同じ手口で繰り返してるので、勘違いした男たちが玲子さんを誘っているのをよく見ています。
女たちをそこだけを見てるからあざとい女だって決めつけてますが、男から誘わせるように仕向けていたんですね。