こんにちは

haluです

今日は少し思考を変えて、
“薬剤師業界”に対する私の考え方
を少しお話します。

私のブログでは、薬の知識に関することだけでなく、薬剤師のいろいろな考え方もお伝えしていければと思います。

今日は“かかりつけ薬剤師”について。

一人の患者さんに一人の薬剤師。
その薬剤師に全ての薬を管理するという
“かかりつけ薬剤師”
を増やそうという考えが広まりつつあります。
調剤薬局ではこの考え方がすごく進んでいます。
国もとても力を入れています。

OTC専任薬剤師から見たらどうか。
結論は、
薬局でもらうお薬だけでなく、ドラッグストアで買うお薬も相談できる薬剤師をきちんと持つことが大切
だと考えます。

そう考える理由をお話します。

OTCの世界ではセルフメディケーション税制が昨年より始まりました。
対象のお薬を一定以上購入し、健康診断受診等の条件をクリアした方は、申請すれば一部お金が返ってくるというものです。

これが導入された経緯は、
医療費削減のため、OTCの比率をもっと高めよう。
これが国の考えだと思います。

実際ドラッグストアのお薬って購入しやすいですよね。

複数の医療機関から薬をもらい、
ちょっと気になる症状が出たら追加でドラッグストアで薬を買っちゃう。


こういう患者さん意外と多いんです!

健康意識の高い方はこれにサプリメントもプラスしちゃいます。

これらの情報を複数の薬剤師が確実に認識し、安全に薬を使ってもらうような関わり方をするのは、どうしても限界があるんじゃないかなというのが私の見解です。

病院で薬をもらった患者さんは、目の前の薬局でもらうのが一番ラク。
複数の医療機関にかかっている方は、複数の薬局でお薬をもらう。
ドラッグストアの薬の飲み合わせってあるの?知らなかった。
というお客様に私は今までたくさん出会いました。

これから先、一人一人の患者さんの健康の為、安全の為、
かかりつけ薬剤師の存在が大切なのは明らかです。
意義をもっと理解してもらるよう、私も活動して行きたいと思います。



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