こんにちは
暑い日が日増しに増えてきまししたね
京都は今日も30℃を超えそうです
5月22日には、京都三大祭りの一つ、葵祭が盛大に行われました。
こんな感じ・・・。
10年ほど京都に住んでいますが、平日にあるためなかなか見ることができませんでしたが、仕事の都合で初めて直に見ることができました
ちょっと感動
次は、夏のお祭り、祇園祭です
メインイベントの山鉾巡行が7月17日(木)に行われ、全33基の一斉巡行は見ものです。
ただ、来年からは「山」と「鉾」を分けて、別の日程で巡行が行われるようで、全33基の一斉巡行を見るのは今年で最後かも・・・。
是非京都に遊びに来て、祇園祭の山鉾巡行を楽しんでみてください
さて、今日の話はこの前話した中村天風先生の話の続きです
先生はこの本の中で、下記のように仰っています。
「この現象界に存在する一切の事物の根底は、科学的にのみ見れば、物質的なものであるが、哲学的に観察すれば、どこまで行っても非物質的な精神的なものである」
すなわち、眼にも見えないし、観念で想定しなければ想定できない”宇宙霊”という一つの気が、全宇宙を支配し、それが宇宙の本質になっている、ということである。
とすれば運命も健康も、自分の心の思い方、考え方で、良くも悪くもなるのだということがすぐ分かるはずである。
これが私は解らなかった。医学博士が自分の体も治せず、体の悪いのは親譲りであると思っていた。しかし本当は自分の心の態度が、自分の運命と健康を悪くしていたのである。
「運命を拓く」中村天風著より引用
非物質的な“宇宙霊”(=人間の心)が、全宇宙(=現実世界すべて)を支配している事を悟った結果、医学博士で得た天風先生の知識では解決できなかった問題が全て解決したという内容です
若くして肺結核を患い、インドで偶然に出会ったヨガの聖者 カリアカッパ氏に導かれ、数十年かけ悟った天風先生の思いがこもった文章です。
今回紹介した文章は、少しなじみのない言葉を使っているため、宗教的な色合いが強く出た文章になって読みづらく感じますが、実際に本を読むとスーッと心に入ってきます。
天風先生が、インドのヨガの先生に殴られ、数十年かけて作り上げた天風哲学が、この「運命を拓く」という本にはぎっしり詰まっています
是非この本で心を養うヒントを得て、病気に悩まない美しい人生を送っていきましょう