ご存知ですか?受診時定額負担とは?
前回はTPP参加によって日本の医療がどう変わる可能性があるかを
お伝えしました。
今回は、TPP参加問題に隠れがちですが、現在、民主党や社会保障審議会で
議論されている「受診時定額負担」についてお伝えしたい
と思います。
受診時定額負担とは、
皆さんが医療機関を受診するたびに100円を患者から徴収するといった
新しい制度のことです。
厚生労働省では、現在増え続けている医療費負担や高額な高度医療の負担を抑えるべく
全ての患者さんに一定の負担をお願いしようということでこの新制度を推し進めて
います。というか、成立できるものと思っています。
病院に行くと1回につき100円上乗せして払う・・・
みなさんはどう考えられますか??
100円ならまぁいいか・・仕方ないね・・・
と思う方いらっしゃると思いますが、もしこれが法案として成立してしまうと
どうなるでしょう??
そうですね、もうお分かりだと思いますが、最初は100円からスタートして
徐々に200円、500円・・・と上がっていきます。
消費税と同じですね。
そもそも、2006年の健康保険法改定時に、保険給付は「将来にわたり
100分の70を維持する」としていますので、この新制度はおかしいんです。
それに、今でも世界の先進国に比べて日本の医療負担は高く設定されています。
(日本医師会資料より)
この不景気にこれ以上患者さんへの負担を増やすのはどうでしょう・・・
11/9、厚労省は、「そんなに反対するなら低所得者は50円にしましょう。」
という案を出してきました。ダメですよ。その手にのっては。
現在、医師会などの団体などがこの制度の成立に反対しています。同時に
国会議員の中からでも「一度導入されれば際限ない負担増につながりかねない」
「国民皆保険制度の根幹を揺るがしかねない」と反対の意見が出ています。
医師会や薬剤師会のHPでは「なぜ反対なのか」しっかり説明していますし
署名運動もやってます。興味がある方はぜひご覧ください。
ちなみに、
厚生労働省内ではこの制度を「ワンコイン」という俗称で呼んでいます。
「あのワンコインね~」というふうに。
このTPPのどさくさにワンコインなら国民も見逃すだろうという魂胆が
見えませんか??
厚労省といえばエリートの方の集まりであり、弊社のような保険薬局の親方
なんですから、もう少しマシな制度を探求していただきたいものです。
お伝えしました。
今回は、TPP参加問題に隠れがちですが、現在、民主党や社会保障審議会で
議論されている「受診時定額負担」についてお伝えしたい
と思います。
受診時定額負担とは、
皆さんが医療機関を受診するたびに100円を患者から徴収するといった
新しい制度のことです。
厚生労働省では、現在増え続けている医療費負担や高額な高度医療の負担を抑えるべく
全ての患者さんに一定の負担をお願いしようということでこの新制度を推し進めて
います。というか、成立できるものと思っています。
病院に行くと1回につき100円上乗せして払う・・・
みなさんはどう考えられますか??
100円ならまぁいいか・・仕方ないね・・・
と思う方いらっしゃると思いますが、もしこれが法案として成立してしまうと
どうなるでしょう??
そうですね、もうお分かりだと思いますが、最初は100円からスタートして
徐々に200円、500円・・・と上がっていきます。
消費税と同じですね。
そもそも、2006年の健康保険法改定時に、保険給付は「将来にわたり
100分の70を維持する」としていますので、この新制度はおかしいんです。
それに、今でも世界の先進国に比べて日本の医療負担は高く設定されています。
(日本医師会資料より)
この不景気にこれ以上患者さんへの負担を増やすのはどうでしょう・・・
11/9、厚労省は、「そんなに反対するなら低所得者は50円にしましょう。」
という案を出してきました。ダメですよ。その手にのっては。
現在、医師会などの団体などがこの制度の成立に反対しています。同時に
国会議員の中からでも「一度導入されれば際限ない負担増につながりかねない」
「国民皆保険制度の根幹を揺るがしかねない」と反対の意見が出ています。
医師会や薬剤師会のHPでは「なぜ反対なのか」しっかり説明していますし
署名運動もやってます。興味がある方はぜひご覧ください。
ちなみに、
厚生労働省内ではこの制度を「ワンコイン」という俗称で呼んでいます。
「あのワンコインね~」というふうに。
このTPPのどさくさにワンコインなら国民も見逃すだろうという魂胆が
見えませんか??
厚労省といえばエリートの方の集まりであり、弊社のような保険薬局の親方
なんですから、もう少しマシな制度を探求していただきたいものです。