フルーツ(果物)とダイエット | 薬剤師発!健康へのブログ

フルーツ(果物)とダイエット

保険薬剤師の米澤よしゆきです。

ダイエット中の方、とりわけ女性に人気で、ヘルシーな

イメージが付きまとうフルーツですが、ほんとうにダイエットにとって

ベターなものなのか???考えて見たいと思います。

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僕の周りの20~30代女性に「フルーツって太りやすいと思いますか?」と

たずねると、

「甘いので太ると思う」と「ケージと違ってフルーツは太らない」という人が

半々でした。


果たしてどうなのでしょう??




フルーツは言うまでもなくビタミン・ミネラルの宝庫で、食べること自体、

文句なしに健康食です。


しかし、いざダイエットという観点でみてみると・・・

残念ながらあまりよろしくない点があります。


フルーツの甘みは果糖(フルクトース)です。

フルーツとダイエットの関係を知るには、この果糖の働きを

読み解く必要があります。簡単に説明しますね。


果糖はもともと低GI食品(血糖値がゆるやかに上がるスグレモノ)として

知られています。グーン!と血糖値が上がらないので緩やかに糖が吸収され、

長時間安定して糖のエネルギーを吸収できますから、ダイエットにとても向いて

います。

しかしながら果糖に限っては、少し事情が違って、低GIのくせに、実は

グーン!と糖が吸収されているのです。なのに低GI・・・なぜ??

スピーディに吸収されているのに血糖になっていない(低GI)理由は

果糖が肝臓で代謝されて中性脂肪に変わっているからなんです。

だから、血糖になりにくく、グーン!と吸収されてもGI値が低いんです。


ですから、フルーツがダイエットの味方だと思って

「フルーツダイエット~~」などと頑張ってもあまりベターではないです。

もちろん、前述の通り、ビタミン・ミネラル豊富で、繊維も入っているので

食べて悪ではありません。

フルーツだけで痩せれるかというと疑問という訳です。


たとえば、ボディビルダーの方などはよくバナナを食べます。

果糖は中性脂肪にもなりますが、スポーツなどの激しい活動でエネルギーを

失った時の補給として適していますからボディビルダーやアスリートは生果物

ジュースなどを好むんですね。


ではどのくらいで過剰摂取なのかというと、「3食とも生フルーツ食べます」という

生活でなければほぼ大丈夫かと思います。ただ、コンビニや自販機で1日何本も

清涼飲料水を飲んでしまうとマズいことになりそうですので、お気を付け下さい。



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