【続】ノロウイルスに感染したら | 薬剤師発!健康へのブログ

【続】ノロウイルスに感染したら

前回はノロウイルスの感染経路と殺菌手段を

お話しました。


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↑これです。


では実際にノロウイルス感染症になったとき、

どう対処すればよいのでしょう。


発症すると、胃痛、ムカつき、吐き気、さむけを感じ、

さらに症状が進むと嘔吐、下痢、震え、発熱が起こります。


お子さんの場合は嘔吐が激しくなります。

この季節、吐き気や嘔吐が起きたら「ノロかも!」と考えて

損はありません。


そうなると、まずはあれこれ考えずに病医院に駆けつけることが

ベストです。

そこで点滴です。

お子さんの場合もできれば点滴したいのですが、年齢的に無理な

場合は座薬と飲み薬で対応します。

点滴(無理なら座薬)は飲み薬とは比べ物にならないくらい

むかつきが楽になるのでぜひ、医師に強くリクエストしましょう。


こういった感染力の強いウイルスにやられた場合、

自宅で様子を見るのではなくて病医院まで行く体力があるうちに

通院してください。ウイルスをやっつける薬はないので、

いち早く胃のむかつきを止めてやる必要があります。

蛇足ですが、

ドラッグストアに言っても何の解決にもなりませんので、

覚えておいてください。


それから、

下痢しているからといって下痢止めは飲まないようにしましょう。

下痢と一緒に町内のウイルスも一緒に流してやるためです。

辛いですがトイレに駆け込むほうが回復は早いといえます。

一方、そうなると体内の水分が不足するので、吸収の早い

スポーツドリンクを飲むようにします。


ノロウイルス感染時の対処をまとめますと、

ポイントとして

1.病医院に駆けつけて点滴(無理なら座薬)

2.下痢止めは使わない

3.スポーツドリンクで水分補給

です。


以上、ノロウイルス全盛期となるこの冬をなんとか

無事に乗り切りましょう!!!


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