カマキリ(KAMAKIRI)恐いですね。

虫の中でもトップクラスの知名度を誇る超大物で、果物でいうならバナナ、文房具でいうなら三角定規、内臓でいうなら胃くらい有名でしょうか。

 

残念なことに虫が苦手なのですが、その中でも5本の指に入る共演NG相手です。

 

さてなぜあんなに恐いのでしょうか。

 

まず見た目、というのはあります。何かいつも怒ってるように見えるよね?

小さな逆三角形の顔に大きな目、そしてこちらが近寄ると緑色の目の中の黒目のようなものでじっとこちらを睨みつけてくるのです。

 

「それ以上近寄ると殺すぞ」

 

さらに草むらで獲物を捕らえるために環境に適した緑色のほっそい体と凶悪な鎌。彼は殺すことしか考えていません。オオカマキリともなれば虫の中でもかなり巨大ですしね。たまに飛ぶし。

 

まあ現実的に見れば彼らに悪意などあるはずもなく、他の昆虫を捕食しなければ生きていけない種に生まれ、そのために必要な能力をただ持っているにすぎないわけですが。

そしてどう考えても人間と向き合ったとき、彼らの人間に対する恐怖の方が確実にでかいわけですが。

 

しかし臆病な僕は自分の何百分の一くらいの大きさしかないガリガリオカマ野郎にバカクソビビってるのです。

 

そんな自分が嫌い。オレよ荒くれ者であれ。