久しぶりの更新です

妻子に気づかれないように更新するのは

至難の業です


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彼女は寝付くまでに

何度私の腕の中で果てただろう

乾き、疲れた心の中で

私を「愛すべき人」と認めたのだろうか


私も何度彼女の中で果てただろうか

自分勝手な事ばかりして

少しづつ離れてゆく夫婦の間柄を

「愛がない」と、勝手に思い込んでいた私は

彼女に性的欲求以外の何かを見つけたのか


お互い、疲れて寝入るまで

貪るように互いを感じあった


翌朝、チェックアウトしてからしばらく神戸の町を散策


新大阪駅まで送る車の中で

彼女は現実を考え大粒の涙を流した


彼女には遠距離恋愛中の彼氏がいる

しかし、ここ数週間で彼への不信感は大きくなるばかり


まだ「友達」だった頃の私は彼女に

「本当に私が大事だったら私のそばで暮らして」と、

彼に言ってごらんと、アドバイスしたことがあった

その言葉を彼に言ってしまったらしい


その後で私に恋をして愛してしまった・・と


新幹線のホームでも涙を流す彼女に

「また逢いにおいで・・・」

と、抱きしめて見送るのが精一杯なくらい

切ない気持ちになった私も

彼女を愛してしまったらしい



毎日彼女の事を思い出すたびに自分が嫌になってきます


彼女がどれだけ私を想ってくれていたのか

考えるたびに己の自分勝手な心が許せなくなる


通勤の車の中で助手席に彼女の姿を思い浮かべ

「ごめんな・・・」とつぶやくのが精一杯


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お互いにチャットで惹かれあって想いは募り

チャットの内容も「いつなら逢える?」なんて内容に変わっていきました


彼女が私に逢いに来る日にちを決め

私は「オフ会で泊まりに行く」と妻に嘘をつき

「友達」のラインを超えてしまう日を迎えました


私が指定した駅で待ち合わせ

一人で関東を出たことが無い彼女と神戸までドライブ

中華街でいろいろ食べ歩き元町の商店街で

彼女に思い出の品のつもりでネックレスをプレゼントしました

ハニィが選んだのは

ゴールドのハートが斜め格子で包まれたようなデザインの

ネックレスでした

「あは、ハートががんじがらめにされてる」

と、選んだ品は

CTやMRI検査の時以外は生涯外すことはありませんでした


しばらく散策した後、二人は神戸ポートピアホテルへ


バーで一杯飲んだ後、百万ドルの夜景の見える部屋へ


彼女を抱きしめながら

「後悔しない?」と、聞く私に

「私はね、癌でこの胸を取ってから自分ですることには

絶対後悔しないって決めたの」

と、真っ直ぐ私を見つめました


私に服を脱がされ、全裸で窓際に立つ彼女は

小柄で、華奢で、透き通るような白い肌・・・

しかし、彼女の左胸があった場所には

無残な傷跡がありました


軽く微笑みながら

「この左胸も愛してくれる?」

と、問う彼女が

私にはとても美しく見え

まるで片方しか翼の無い天使に見えたのを

今でも覚えています


今夜はここまでにしておきます


おやすみハニィ、愛してるよ。

夢で逢おうな・・・

今夜は、当時の彼女と私の置かれていた状況を

書いてみましょう

今後、話の流れを分かりやすくするために

当時ネットで呼び合っていた愛称で

彼女を「ハニィ」私を「ダーリン」と書くことにします


ハニィ

関東在住二児の母、ご主人とは離婚して

当時再婚を考えていた彼氏が遠距離にあり

20代で乳がんを患い左胸全摘出

経過順調につき数ヶ月に一度の検査でも異常なし

検査等で就職困難なため

ネットで手作りの服を販売+母子手当てで生計を立てる


2009年8月闘病の末他界・・享年40歳



ダーリン

関西在住2児の父、建設業

特に家庭に不満も無く

家族4人平凡な家庭である

当時ゲームやパソコンでネットばかりして

家庭を顧みない傾向あり

妻は相当不満に思っていただろう


前回の続きを書こうと思っていましたが

少し疲れてしまいました

お話の続きはまた次回・・・