さて、昔から、漫画が好きで、ここ10年アニメも見るようになりました。
で、勝手に考えた、独断と偏見の考察です。
今回は、サイボーグ009の9人を兵器として見たらどうかを、ランキングしたいと思います。
ただ、前提として、サイボーグにすれば、通常の歩兵以上というのは除外します。実際、サイボーグ作るなら、歩兵の装備を充実させた方が安いし、人道的だと思いますし。
では、独断と偏見のランキングを。
第9位 004
全身武装で、人気の004。だが、戦力評価としては最下位。
理由は、武装がサイボーグである必要がないから。
指先からマシンガン、手にナイフ、足にグレネードランチャーを装備。
しかし、指先からのマシンガンなんて、銃身も口径も小さく、サブマシンガン以下。グレネードランチャーも、歩兵装備で簡単に実現。手のナイフとか、歩兵なら、コンバットナイフは常備。
歩兵の下位互換の装備をサイボーグに与える意味がわからない。
第8位 009
主人公で、最高性能ということだが。
装備としては、加速装置以外ない。
この装置、使い道を考えても、思いつかない。
確かに、速いのは利点。
例えば、一個大隊を009で編成すれば速くて使い道あるかもだが、機甲師団を一つ作る方が安いだろうし。
速いけど、火力がなくて、ステルス性もないから使い勝手がないんでは。
正直、戦車に突撃させるくらいしか思いつかない。
第7位 002
加速装置と空を飛べるのが性能。加速装置は、009より性能が低いという設定だが、009のとき同様に、加速装置の利点がわからない。
空を飛べるのはいいが、どう見ても、航続距離、速度、ペイロードが低い。
ぶっちゃけ、軍用ヘリより使い勝手が悪い。
ステルス性も低いし。
第6位 008
水中特化のサイボーグ。正直、評価がかなり難しい。
運用次第で、化ける感じ。
考えられるのは、港湾への奇襲や、破壊工作。サイボーグの基礎力は考慮しないとしたけど、少数での隠密作戦となると、有効性が上がる。
ただし、船底に爆雷を仕掛けるとかは、所詮は人間サイズだから、効果は薄い。
あとは、潜水艦の乗組員が有力。潜水艦の乗組員は、過酷で、どこでも人員不足。水中特化の008なら、最適解だろう。
第5位 006
また、評価が難しい。
装備としては、火炎放射。
これだけなら、火炎放射器を持つ歩兵なんで、004と変わらないが、006は穴を掘れる。
しかし、006の描写を見ると、土を溶かすというか、消滅させていて、さすがに、物理法則からおかしい。
なんで、ここは、とにかく穴を掘れるという点からみたい。006は、坑道を掘れる。ということは、塹壕も掘れる。塹壕構築は、歩兵にとっては、重要でかつ負担で、小隊に一人でもいれば、かなり楽になる。また、火炎放射できるため、雑草の駆除など、工兵的支援もできる。
第4位 005
怪力と高い耐久性で、銃弾くらいならびくともしない。小隊ではなく、分隊に一人欲しい。
他の兵の弾除け、負傷兵の後送、物資の運搬、陣地の構築など、非常に汎用的に役に立つ。
頑丈で力持ちというのは、どこでも役に立つ。
また、重機と違い、人型である。
人型ロボットには、常に人型にする意味があるのかという議論がある。
しかし、人型は人間と同調して動けるという利点がある。巨大ロボットにするから議論になるので、メイドロボットなら、人型以外は論外である。
第3位 007
ここから、だいぶ、チートぎみてくる。
ステルスと擬態が凄まじく高水準で、対応するのはかなり困難である。
単純に歩兵としても強く、常に広範囲に攻撃しないといけない。
しかし、真の力は、諜報と破壊工作。
特に、敵司令部への工作には、かなりの力を発揮する。008以上に、サイボーグであることの有効性がでる。少数や単体での行動が主体なら、最初の前提はその装備で無視出来なくなる。
第2位 003
戦争を変えるくらいの存在。
視力、聴覚が凄まじく高いのが003の装備である。
言い換えると、超強力の光学センサーと、音響センサーということである。
現代戦は、情報戦である。
なので、通信が重要であるが、これは電波を中心に構成されていて、それのジャミングも発達している。
しかし、003は光学センサーと音響センサーである。
だから、003なら、小声でつぶやいても、離れた003に伝わる。さらに、敵の音声も聞こえる。
さらには、電波通信が難しい海中では、音響センサーはさらに有効で、潜水艦に一人は欲しい。
戦場での情報伝達を基本的に変えかねない。
第1位 001
まぁ、正直、欠番にしたい。
テレキネシスやらの超能力なんかは役に立たないが、恐ろしいのは、予知能力。
高水準の未来予測なのか、本当に未来がわかるのかわからないが、これを実現されると、根底から崩れてしまう。
国家に一人いただけで、戦争どころか、社会全体が変わる。
月半分寝てるのが、せめてもの幸い。
なんて感じで、考えました。