映画「イングロリアス・バスターズ」 | 偉大なるエゴイストの戯言

偉大なるエゴイストの戯言

アーティストやアルバムまたは曲の解説をするつもりはない。情報を求めるかたはGoogle使って下さい。
あくまでも、僕自身が日常的に聴く音楽や映画をネタにしつつ、何かしらの思いや考えを書き連ねるための随筆的側面に重きを置いたブログにするつもりです。



映画「イングロリアス・バスターズ」(2009)

監督:クエンティン・タランティーノ

★★★★+

どれだけ銃を撃ちまくろうが、どれだけ斬りまくろうが、タランティーノ映画の真髄は「会話劇」であると信じている。この作品も冒頭の尋問シーンでいきなり引き込まれてしまう。

一応ブラピ主演ということになってはいるが、SS大佐のおかげで影薄し。脚本や演出のおかげもあるけれど、あの主役を食うほどの演技力は、あちこちで助演男優賞もらって当然かも。パルプフィクションほど劇的な展開やあざとい演出はないものの、そのぶん丁寧に練り上げられた脚本や編集は、何か次のステップに足をかけたようですらある。

史実とは違う反ナチという素材は、いかにもタランティーノらしいアイロニーに溢れているが、相変わらず随所にブラックな笑いもちりばめられており、ニヤリとさせられる。最後のブラピのシーンは「スナッチ」のラストを思わせるような痛快さで、一気に色んなモノをさらっていかれた感じが気持ちいい。傑作ですな。


鑑賞メーターより》




Android携帯からの投稿