神様は気まぐれだ... | 偉大なるエゴイストの戯言

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アーティストやアルバムまたは曲の解説をするつもりはない。情報を求めるかたはGoogle使って下さい。
あくまでも、僕自身が日常的に聴く音楽や映画をネタにしつつ、何かしらの思いや考えを書き連ねるための随筆的側面に重きを置いたブログにするつもりです。




つい先日帰宅途中珍しく電車で座ることができたので、読み始めたばかりの本の続きが読めるとさっそく本を開くも、ものの5分ももたずに睡魔の餌食に...。ふだん電車で眠ることなどめったにないのに連日連夜のオリンピックのせいか、吸い込まれるように眠り込んでしまった。

ふと目が覚めると、ちょうど降りるべき駅の少し手前で、次の停車駅を告げる車内アナウンスが聞こえてきた。さすが僕、電車で寝過ごすことなどない...めったにね。シャキッとしようと目に力を込める。そして降りるために立ち上がろうと何の気なしに視線を上げると、真正面に立っていた女性と目が合ってしまった。綺麗な女性だ。しかもけっこうタイプだったりする!そんな美人に上から見下ろされるように見つめられて少し怯みつつも、すでに立ち上がるモーションに入っているから、仕方なくそのまま席から立上がった。なぜか彼女との目線も合ったまま、彼女に触れない程度の至近距離で、一瞬見つめ合って向かい合う形になる。しかし電車はすぐに次の駅に到着し、当然僕は出口に向かうため向きを変え、うしろ髪を引かれる思いでホームに降りた。

神様は気まぐれだ。なぜもっと早く僕の目を覚ましてくれなかったのか?いやまてよ、目が覚めた瞬間目前に見ず知らずの綺麗な女性を遣わせてくれたのか?今日の神様は珍しく気が利いてるじゃないか!おかげで?電車が停まるまでのほんの一瞬、たった2,3秒の事だと思うけれど、神様が遣わせてくれた彼女の億千万のレーザービームに、僕は不覚にもやられてしまったみたいだ...。

この話にオチもなければ続きもない。ここでこの話は終わりだ。すでに彼女の顔もぼんやりしている。ただ今思えば、さほど混んでもいない車中で、僕が立ち上がろうとした時、なぜ彼女は後ろにさがることもせず目線も外さないで立っていたのか、今思えば少し不思議な空気が流れた瞬間だった。僕の貧弱になったレーザービームが通じたとも思えないしそんな傲り(おごり)もないけれど、彼女のレーザービームが眩しいほど強烈だったことは間違いない。

ホームから降りて改札をくぐる頃、ふと若い頃のことを思い出していた。綺麗な女性は数多くいれど、後光がさすような女性に出会うことが稀にあった。別にどうするわけでもないが、昔はそんな風に出会った女性に、一瞬だけの、ほんの数秒か数分だけの恋をしたもんだと。惚れっぽい僕はまだ健在だったんだ、とね。まだまだそんな気持ちになれるんだとわかって、なんだか少し勇気が湧いてきた。そして今夜の僕はなんだか珍しくハイだ(笑)

さて、そんな僕が危ないと思うか思わないかは、あなた次第...(笑)




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