母の後悔と僕の小さな秘密 | 偉大なるエゴイストの戯言

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アーティストやアルバムまたは曲の解説をするつもりはない。情報を求めるかたはGoogle使って下さい。
あくまでも、僕自身が日常的に聴く音楽や映画をネタにしつつ、何かしらの思いや考えを書き連ねるための随筆的側面に重きを置いたブログにするつもりです。

小学校時代、春休みや夏休み前などに学校で配られた劇場割引券で、ほぼ毎回のように「東映まんがまつり」を観に行ってた。

ほとんどは母に連れられて、そして時には近所の親戚のお姉さん(当時高校生?)に連れられて行くことも。東映まんがまつりは馴染み深いが「東宝チャンピオンまつり」の方はほとんど覚えがない...。地方だったせいかな?


それ以外にも、母は小学生の頃からよく映画(覚えている限り洋画)を観に連れていってくれた。当時母がそれほど映画好きだったかどうかは、母亡き今となっては確認のしようもないが、R指定などない時代、今思えばどう考えても子供向けとは思えない作品もあったことを考えれば、わりと自分が観たかった作品を選ぶこともあったんだろう。



そんな何本かの中に「エクソシスト」(1973)もあった。十数年前、母の生前その話をしたことがあった。当時僕はまだ10歳前後だったはずだが、内容はともかくあのショッキングな映像は忘れようもない。僕はそのことをどう感じたかといった細かいことはさておき、あの映画を母と観たことは覚えていると伝えたところ、母は急に顔色を変え、少し眼に涙を浮かべて謝り始めた。


まさか僕が覚えていたとは思ってもみなかったらしくて、あんな映画を10歳かそこらの子供に見せたことを、当時はすごく後悔したらしい。変なトラウマにでもなりはしないかと、真剣に悩んだと涙ながらに話す母を「大丈夫だよ」と逆になだめるのが大変だった。昔から優しかった母らしい話で、今となっては何とも微笑ましい話だ。


たぶんトラウマもなければ変な影響も受けてはいないと思う?し、エクソシスト以外にも数本のホラー系にアクション系や退屈だったロマンス系もぼんやりと覚えている。中にはその後ビデオやDVDで70年代当時劇場で観たことを思い出した作品もある。何かしらの影響は受けてるんだと思うけれど、自覚できる症状として思い浮かぶことといえば、普通の人よりもかなり映画が好きな大人になったということくらいか。


ただ、エクソシストと並んで強烈に記憶に残っている映画「悪魔のいけにえ」(1974)のことは、どうしても母には言えなかった...。





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