【映画】4月の鑑賞メーターまとめ | 偉大なるエゴイストの戯言

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アーティストやアルバムまたは曲の解説をするつもりはない。情報を求めるかたはGoogle使って下さい。
あくまでも、僕自身が日常的に聴く音楽や映画をネタにしつつ、何かしらの思いや考えを書き連ねるための随筆的側面に重きを置いたブログにするつもりです。

4月の鑑賞メーター
観たビデオの数:13本
観た鑑賞時間:1472分

ミックマック [DVD]ミックマック [DVD]
★★★★ J.P.ジュネ監督らしい捻れたユーモアと、相変わらずのビジュアルセンスはさすがです。キャストもジュネ組らしいし、大袈裟な演技はフランス流というよりも「三谷幸喜」流な印象。考えてみると、ジュネ作品のコメディっぽい演出は以前から似てるかも。ジュネファンじゃなくてもお薦めしたい作品。
鑑賞日:04月22日
監督:ジャン=ピエール・ジュネ


クラッシュ [DVD]クラッシュ [DVD]
★★★☆☆ 「ミリオンダラーベイビー」の脚本家ポール・ハギスの監督脚本。人種や年齢、職業や階層など、アメリカの様々な日常的な諸問題を、複数のキャストとストーリーで描いた佳作。この手の関連の無さそうなストーリーや人達が少しずつ繋がる様は、いつも気持ちいいのだが、この作品はきれいに終わらないところが、かえってリアリティがある気がして、さすがハギスといったところか。
鑑賞日:04月24日
監督:ポール・ハギス


狼たちの報酬 [DVD]狼たちの報酬 [DVD]
★★★☆☆  裏社会を舞台に4つのストーリーが絡み合う...というか、共通の登場人物(アンディ・ガルシア)がいる短編小説風か?キャストは割りと派手め。ジュリー・デルピー好きです。久しぶりに見たけれど、素敵な中年女性になってた。邦題なんとかならないの?せっかく面白いのにこれじゃ...ね?
鑑賞日:04月24日
監督:ジエホ・リー


24アワー・パーティ・ピープル [DVD]24アワー・パーティ・ピープル [DVD]
★★★★☆ 英国マンチェスターのレーベル「FACTORY」と聞いてピンと来る音楽ファンには絶対お薦め。そのファクトリーとマンチェスターのクラブ「ハシエンダ」を舞台に、前半はレーベル創世期からの盟友ともいえる Joy Division (後のNew Order)、後半はマッドチェスターまでのHappy Mondays を中心にその興亡がおもしろおかしく?描かれている。マニアが喜ぶ人も出演してます(マーク.E.スミスとかヴィニとか...)。'80sUKロック好きなら見るべし!
鑑賞日:04月26日
監督:マイケル・ウィンターボトム


コントロール デラックス版 [DVD]コントロール デラックス版 [DVD]
★★★★☆ イアン・カーティスの首吊り自殺によってその幕を閉じることになった英マンチェスターのバンド Joy Division。バンドが成功の階段を一歩一歩歩んで行く過程とイアンの苦悩...。米ツアー前日の自殺がなければ、バンドはどうなっていたのかと、見るたびに考える。映画としてはやや物足りないが、バンドのファンとしては楽しめるし、色々考えさせられる(そんなひいき目でプラス★1個)。イアン役の役者もけっこう似てるしステージアクションもかなり頑張ってる。無名だけどよく見つけた感じ。監督はロックな写真家として
鑑賞日:04月26日
監督:


ライムライト [DVD]ライムライト [DVD]
★★★★☆ チャップリン監督/脚本/製作/音楽/主演の老いて落ちぶれた喜劇役者と若く美しいバレリーナの切ない恋物語でありながら、ところかしこに人生の道標ともいえる名言が散りばめられた傑作。チャップリンの素顔も声も初めてだったけれど、すごくハンサムだし台詞ありの普通の演技もすごくいい。後半のバスター・キートン?との最後のステージは「さすが」の喜劇王競演。音楽もすばらしい。「人生は願望であり意味ではない」という台詞は特に印象的だった。
鑑賞日:04月28日
監督:チャールズ・チャップリン


バンコック・デンジャラス デラックス版 [DVD]バンコック・デンジャラス デラックス版 [DVD]
★★☆☆☆ ニコラス・ケイジが引き際を考える腕利きの殺し屋を演ずるハードボイルド。同監督によるリメイクらしいが、オリジナル「レイン('99)」は未見。いつも自らに厳しいルールを課し成功率100%を誇るが、そのルールを破ったが故にミスを犯し、逆に終われる立場に...。N.ケイジが好きならお薦めしたい。クールな彼の演技もなかなかよかった。出演作の数といい演じるキャラのバリエーションといい、他のハリウッドスターと比べても豊富な役者だと思う。もう少し作品を選んでもよさそうなもんだけどね。
鑑賞日:04月28日
監督:オキサイド&ダニー・パン


運命のボタン [DVD]運命のボタン [DVD]
★★☆☆☆ そのボタンを押せば運命が変わる...と言われれば、興味がわかない人はいないはず。最後まで押すか押さないかでドキドキさせられると思いきや、けっこうあっさり押してしまう...そしてお話は徐々にサスペンスからファンタジックで意外な展開を見せ、(舞台が60年代ということもあってか)トワイライトゾーンのような雰囲気になってくる。どちらかといえば、押すか押さないかは最後まで引っ張っていく展開が望ましかったかも。せっかくのボタンのプロットがもったいない気がするしね。
鑑賞日:04月28日
監督:リチャード・ケリー


八日目の蝉 通常版 [DVD]八日目の蝉 通常版 [DVD]
★★★★☆ 誘拐自体は犯罪で当然悪なのだが、物語が進むにつれ、その誘拐犯の女性と誘拐された女の子の幸せを願っている自分に気がつき、しばし考え込んでしまった。主役であるその女の子もその両親も、連れ戻されてもけっして幸せとは言い難い「現実」が続く中、自分の過去と未来への、自分なりの「未来の現実」を探そうとしているかのように見えた。さすが日本アカデミー10冠他多数受賞作品。感動しました。NHKドラマ版もよかった(T_T)贅沢を言うならもう少しタイトルのセミとの兼ね合いを語るくだりが欲しかったかも...
鑑賞日:04月29日
監督:成島出


ピッチブラック [DVD]ピッチブラック [DVD]
★★☆☆☆ 設定も展開もエイリアンの亜流...。オマージュとして観るにしても、物足りないと言わざるを得ない。残念...。
鑑賞日:04月30日
監督:デヴィッド・トゥーヒー


髪結いの亭主 デジタル・リマスター版 [DVD]髪結いの亭主 デジタル・リマスター版 [DVD]
★★★★☆ 結末には賛否両論あると思うが、これはそれぞれのエゴを貫いた愛の物語だと思う。幼い頃から理髪師の女性との結婚を夢見る男と、まったく素性が描かれていない謎の美人理髪師。そんな夢を実現する男のエゴと、失うくらいならば愛されたまま死ぬことを選ぶ女のエゴが紡ぎ出すストーリーは、暖かで美しく官能的で滑稽、そして残酷で悲しい究極のラブストーリーなのかもしれない。20年前に初めて観た時に比べれば、今は二人の気持ちもわかる。ルコントの私情が絡んでる?
鑑賞日:04月30日
監督:パトリス・ルコント


ミスト [DVD]ミスト [DVD]
★★★★☆ スティーヴン・キング原作×フランク・ダラボン監督の黄金コンビによる3作目。「ショーシャンクの空に」も「グリーンマイル」も大傑作だけにハードルは高いが、期待通りの傑作!クリーチャー系ホラーの体裁はとっているが(直接ではないけれど)宗教的というか死刑制度の善し悪しみたいなことにも言及していそうな気がする作品。宣伝文句通りのかなり意外な結末だが過度な期待は...?原作キングの作品は数多くあれど、ダラボンほど見事に演出する監督っていないのでは?
鑑賞日:04月30日
監督:フランク・ダラボン


ビリー・ザ・キッド 21才の生涯 特別版 [DVD]ビリー・ザ・キッド 21才の生涯 特別版 [DVD]
★★★★☆ 最高!ビリー役のクリス・クリストファーソンのユルい演技もいいし、かつては仲間でもあった保安官パット・ギャレット(J.コバーン)が、なくなくビリーを追い詰めねばならない複雑な心境もよく描写されていて、最後は観る度に泣けてくる。勧善懲悪なシンプルな西部劇とはひと味違ってドラマに重きが置かれているが、そこはサム・ペキンパー監督、ドンパチもあってちゃんとエンタメ的な作品にもなっている。役者としても出演しているボブ・ディランの音楽もすごくいい!
鑑賞日:04月30日
監督:サム・ペキンパー

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