PTSD患者の認知機能障害とその矯正 | 精神科医ブログ、長崎広島原爆・福島原発・コロナ・第二次大戦・北朝鮮ロシア核・児童虐待・DV・レイプ複雑性PTSDの薬物療法

PTSD患者の認知機能障害とその矯正

普段は猫みたいにおとなしい患者が間欠的に攻撃的になる。しかし、薬はいじらない。学会前に外出禁止にしていたが、「外出許可をもらえませんか?」(本当はもう許可したいが、学会で長期不在になるから、帰ってきてからね)。
それから数日、いなくなる前日、「外出を許可してもらえませんか?」(・・・説明したばっかりだよね!)。
帰ってきてから。(言いたいことがあるんじゃない?)「・・・?」(自分から2回言ったよね!)「・・・?」(もういい、おしまい)「外出の許可を・・・」。

(『もうおしまい』と言った後から言い出したから許可できない。また次回に。)


この『もうおしまい』と言った後から話し始めるというPTSD患者の認知の歪みは一般的である。根気よく修正していかないといけない。パトナムもこれには気がついてなかった?どこかに書いてあるかな? 丹念に診察していくと普段の会話の中でPTSD患者は「こんなところでつまずいているのか!」という認知の歪みに気がつく。「トラウマ・ストレスでうつ病・発達障害になる」というような「日本人が平気でつくうそ」に慣れていると自分の認知の物差し自体が歪みきって使い物にならないが。

イギリスで認知行動療法を受けてて「コントロールされている」と称する患者。本当にコントロールされてて自分の治療に満足しているなら、認知行動療法など完全否定している私のブログの「リブログ」機能まで使って「構ってちゃんデモンストレーション」してたらおかしいだろうが、という当たり前のことがわからない認知機能の歪みは、全然修正されてない。

ODで何度も死にかけてるのに自分の児童虐待トラウマPTSD否認でkyupinと私のブログを行ったり来たりしてたアホと違いはない。

「25年かけて合う薬が見つかりました」というkyupin信者もかろうじて死んでないから「25年間誤診と薬漬けでコントロールされています」というわけである。「認知行動療法でコントロールされています」というのはkyupin信者と同じく実際には「生きる喜びがPTSDでごっそり剥ぎ取られたまま修復できない廃人」と「認知の歪み」を修正するべきだろ。