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正直、あんまり期待してなかったんだけど、とても面白かった爆笑
江戸時代に『三行半』というモノが存在したワケもよーく理解できマス。

今ではニュアンスが違うけど、江戸時代においては男が発行する「離婚&再婚の許可証」みたいなモンなんですね。

三行半には「縁がなかったみたいだから話し合って離婚するよ。この後誰と再婚しても文句言わないよ」ということが書かれています。

オンナから離婚できない時代だから、三行半を付けてくれるオトコが良かったのかもね。

【超端折ったあらすじ】
江戸時代。
女房たちは離婚したくてもできない場合、鎌倉の東慶寺に駆込む。
まずは御用宿で取調べを受けるのだが、お取調べ役の三代目柏屋源兵衛の甥で、戯作者で医師の中村信次郎(大泉洋)は、駆込んできたじょご(戸田恵梨香)と出会う。
じょごはDV夫(武田真治)から逃げてきたのだった。

じょごと同じくしてお吟(満島ひかり)もまた駆込みを望み東慶寺に向かっていたが追手に捕まりそうになるが、偶然出会ったじょごに助けられ、2人一緒に東慶寺に入ることができた。

信次郎は女たちの身の上話を聴き、医師として男子禁制の東慶寺へ入ることを許される。そうして過ごすうち、じょごに惹かれていくのだった。

一方、お吟は余命幾許もない状態になるのだが、駆込んだ本当の理由は意外なものだった。


【ネタバレしてる感想だよ】
ハイ、いきなり結末を語りますと
無事に離婚できたじょごと信次郎は結婚します。
じょごが小さい頃から慕っている馬琴先生(八犬伝のセンセですよ)の元に身を寄せてハッピーエンド。

じょごのDV夫は武田真治さんが演じますが、ロクデナシを上手く演じてました~
最後はちゃんと仕事して反省して迎えに来るんだけど、じょごの気持ちは冷めまくってるのよね。

やっぱり女は、別れると決めて家を出たら、なかなか覆らないのは今も昔も同じデス。


一方のお吟。
彼女が駆込んだ本当のワケは、夫(正確には愛人。堤真一)に愛想が尽きたンじゃなく、その反対。
夫の何もかもに惚れて惚れているから、自分もクールに逝きたい。
病みやつれた姿を見せたくない…
それが理由なのデスよ。

イイなあ~ハート
ココまで惚れたオトコが亭主なら死んでも悔いはなかろう…

お吟がお寺を去る時、じょごに向かって「私の…妹…❗️」というシーンでは涙が出ました。
最初は胡散臭そうなお吟だけど、真面目なじょごは一生懸命、お吟を看病。
お吟も本当は情に篤いオンナだから、じょごが可愛かったんだろうな~

このお吟。
満島ひかりが上手いこと❗️巧いこと❗️
彼女は日本のジェニファー・ローレンスだわ~
あの若さで中年女の気怠い色気やらナンヤラを表現できるんだから只者じゃナイ
巧すぎて共演を避けられるなんてウワサも聞くと、北島マヤの如しです。

その他、身代わりの姉妹やら敵討ちやら想像妊娠やらと、たくさんのエピソードがあるんだけど、書いてたらキリないから端折ります。

ひとつ笑っちゃったシーンをご紹介。
徳川幕府にも思惑があって、水野忠邦が東慶寺を潰そうとして役人を御用宿に遣るのですが、信次郎は口八丁手八丁で役人を追い返します。

信次郎=大泉洋という図式が、このシーンだけでハマり過ぎた❗️
ファンならご存知、大泉洋ちゃんは自分に都合悪いとグダ巻きオトコになりますが(水曜どうでしょうシリーズ参照)なまじ弁がたつのでねぇ~
よくもスラスラと嘘が口をついて出てくるもンだ(笑)

原案は井上ひさしの『東慶寺花だより』
これから読んでみようと思います。


観てない方は、ぜひレンタルして観てください。
オススメです合格



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