久しぶりに松岡圭祐氏の作品を読みました。
昔は『千里眼シリーズ』が好きで読んでたのですが、どんどんストーリーが壮大になって最後まで読み終わったのか完結してるんだったか記憶が曖昧です
最近では『万能鑑定士Q』シリーズが人気だと思います。
『探偵の探偵』は映像化コーナーにあって、北川景子さんの美貌が目を引くカバーでしたので1冊購入。
よく見たらダブルカバーでしたが、イラストカバーの雰囲気ででますね。
【あらすじ】
調査会社が併設する探偵養成所にやってきた18歳の玲奈。
玲奈は美貌を持つものの決して笑顔を見せない。探偵にとって目を引く美貌は邪魔であるため、社長の須磨は養成所を退めるよう忠告する。
しかし玲奈は、探偵のすべてを知りたいけど、探偵にはならないという。
須磨が玲奈の過去を調べると…
玲奈には不仲の両親と、ストーカーに殺害された妹がいた。
妹は自宅を離れストーカーから身を隠していた。
しかしストーカーに雇われた探偵によって居所を突き止められ、そして無残に殺害されたのだ。
須磨は玲奈を『対探偵課』の探偵として抜擢した。
それは違法な調査などを行う探偵を潰す、同業者潰しだった。
【ネタばれありの感想】
探偵の調査手段について触れている箇所もあり、ちょっと薄ら寒くなる内容でした。
私自身、かつてアパートの大家からストーカーまがいのことをされ法的手段を取ったことがあります。
なんと紛争が解決したあと、大家から現住所に手紙が来ました。
当然、住所は秘してあったのにです。
幸い、それ以上のことはなかったのですが、警察に行ってもケンモホホロだったのも悔しい思い出です。
そんな気持ちを思い出した本作。
主人公の玲奈は同業者潰しをしてるので、逆恨みされること半端なく、美貌が傷つくのも厭わず闘います。
勧善懲悪モノと言えばそれまでだけど、怖いもの見たさで、グイグイ一気読みしてしまいました。
二転三転するストーリー展開は松岡圭祐氏のお得意ですが、玲奈の妹の検死報告書を作成した女医が悪徳探偵の仲間だったり、依頼人が敵の探偵の仲間だったり…
こんな小説を読んだら、もう誰も信用できませんね
愛想が良いから善人とは限らないのですよね~やれやれ。
続編があるようなのです。
きっと怖いものみたさは続きます。
