curse of silent

アナタと一つになるために
ワタシはアナタと出逢ったけれど
一つになるには早すぎた

アナタがワタシと一つになれるくらいに
その心と魂を磨き上げるまで
ワタシはアナタの前から立ち去るの



ワタシがアナタの心を

血の涙で前が見えないくらいに
深く深くエグる程傷つけたのは
アナタがワタシを忘れないようにするため

ワタシがアナタにかけたのは
永遠に忘れられることのない呪い

アナタが苦しめば苦しむほど
ワタシがアナタの心に灼きつくの

 

忘れようと苦しむたびに

ワタシを鮮明に思い出す

何度も何度も

心を灼熱の業火で焼かれながら

アナタがワタシを忘れない限り
ワタシはアナタに逢いに行かない

ワタシを忘れられるようになった時
ワタシはアナタの前に現れる

ワタシを忘れられる絶妙のタイミングで
アナタがワタシを忘れることができないように



ワタシとアナタが出逢ったのは必然
恋や愛という

とても強くてとても脆い感情を利用して


傲慢

強欲

嫉妬

憤怒

色欲

暴食

怠惰

 

七つの大罪すべてを利用して

アナタをワタシの虜にした



ワタシがアナタと一つになって
完全なワタシになるためだけに



アナタはワタシのカタワレ

 

 

そして
アナタはワタシの完全な虜



アナタはワタシを絶対に忘れられない
なぜならアナタはワタシなのだから

 

アナタの磨かれた心と魂が

ワタシを愛で受け入れる

 

ワタシが与えた傷さえも

愛だと信じて

 

そして

アナタはワタシと一つになるの