「木村伊兵衛の眼（レンズ）」
［スナップショットはこう撮れ！］
すでに木村伊兵衛氏は故人であるので
活躍されていた当時の縁の方々の文章や
写真誌に掲載された記事などを集めた本だ
当時の写真も数多く紹介されていて
「スナップの名手」の片鱗を見る事ができる
今とは違い全てを自分で決めて撮るという
一連の操作をカメラを構える前に済ませ
カメラをすっと構えたらシャッターを切る
今の全自動（既に死語？）カメラならいざしらず
ライカを使って撮っていたのは技だなぁと思う
もちろんライカならではの小さいシャッター音で
撮られた人も気がつかないんじゃないだろうか
そう思える写真がいくつもあった
私もこんなスナップを撮れたらと思った
もう返却しなきゃいけないけど
また近いうちに借りて読みたいと思う本だ