今日はロイヤル・バレエのThe Sleeping Beautyを観てきました。
この題名は改めて考えてみると「眠っている美女」という直訳になりますが、そこは翻訳者のセンスが問われるというところなのでしょうが、邦題では「眠れる森の美女」となっています。奥ゆかしいですね。
さて、今回も急に思い立って観にいきたくなったので、チケットは当日入手。オンライン販売は既に終了しているのですが、朝10時から当日券が67枚売り出されるので(返券などがあればもっと出てくるのでしょう)、これをアテにして朝から出かけました。土曜日なので昼の公演もあります。朝9時半頃から並んで40番目ぐらいだったでしょうか。30分並ぶ程度なら許容範囲ですよね。
チケットの価格はStalls Circleの右側後列で30ポンドぐらいの席です。残念ながらステージ全景が見えるわけではないのですが、4階席から全景を観るよりは、出演者の息遣いが聞こえてくるぐらいの距離で迫力を味わいたいと思いここにしました。良いチケットは100ポンドぐらい。立ち見で9ポンドの席もあります。
とても美しい世界でした。もちろん出演者の肉体美、身のこなしや仕草のうつくしさ優雅さも秀逸ですが、華麗な衣装が作り出す全体的な雰囲気もすばらしい。日本の映画会社に勤める友人から聞きましたが、衣装やセットで資金をケチると安っぽさが全体から滲み出てくるということでしたが、今日の舞台からは本物感というか細部に至るまで立体感が感じられました。チケット売り場で並んでいる間に本を読みすぎて、やや目が霞んでしまったのが悔やまれてなりません。。。
それにしても、第2幕でデジレ王子が眠っているオーロラ姫を救い出す場面のあっけないこと。そして王子を姫の元へ導いたリラの妖精の強いこと。呪いをかけた邪悪な妖精カラボスをほんの一撃で退治してしまいましたよ。ストーリーの細かいところまで覚えていなかったのですが、結局のところ、王子はタナボタで美女をゲットした。どうも、そういう話だったようです。
ところで第3幕は、結婚のお祝いの会ということで、様々な出席者の踊りが次々と繰り広げられます(これが妙に長いのですが)。長靴をはいた猫と白猫の踊り、赤ずきんちゃんとオオカミの踊り、青い鳥とフロリナ王女の踊りなどなど。最後は 姫と王子を交えた全員の踊りで華やかに幕をとじます。
日頃あまりバレエを観る機会はなかったのですが、どなたでも華やかなひと時に浸りたいときにはおすすめのプログラムです。
