6月5日、弥勒縁日。聖徳太子建立七寺の、1つ。京都、太秦(うずまさ)、真言宗単立系寺院。広隆寺へ…
また聖徳太子より、尊仏像(弥勒菩薩)を、当時、側近でありました、秦河勝が、譲り受け、また尊仏像を、祀るため、開基した事に、今日の、“広隆寺”は、由来する
国宝第1号・木造弥勒菩薩半跏像
そして、6月15日、空海-高祖弘法大師、生誕会。同じく、京都、教王護国寺(東寺)へ…
教王護国寺は、真言宗の、根本道場。また広く密教を、発信する場所。そして、高野山は、修禅の道場として、
東寺-御詠歌。身は高野、心は東寺に納めおく、大師の誓いあらたなりけり。
身は高野(たかの)、心は東寺へ納めおく。そして、丙申の年、7月8日、
また高野山の、開創は、丙申、816年7月8日。嵯峨天皇の、空海-高野山下賜に対する、勅許を賜った事に、由来する…
高野山、奥之院。それは1200年、渡り続けられてる、大師への食事。生身供(しょうじんく)
(身は高野、心は東寺へ納めおく。高野山、東寺で、ついに一心同体)
弘法大師・空海は、今も生きている…
また日本最古。白鳳‐弥勒石仏の寺、石光寺。
弥勒堂。弥勒菩薩は、兜率天の、修行より、
56億7千万年後、空海と、共に、下生して、弥勒如来となり、また、あらゆる衆生を、救済するでしょう。
*弥勒(みろく)、六六六、それぞれの、六は、上生、中生、下生を、あらわして、
また、上生。つまり、兜率天より、弥勒が、下生して、上生の六より、―1となり、下生に、+1されて、
五六七で、下生した後は、“みろく”と読む。そんな説が、また他方ではあります。
だから、56億7千万は、それを、表現したような、また、比喩なんだと…
昭和56年7月。坂本一弘