すれ違う2人 2
翌日は幾分早めに自宅を後にした。
特に早く会いたかった訳では無い。。。。。
。。。。と思う。
「おはようございます。」
「おはよう、昨日は良く眠れましたか?」
「おかげさまで、ぐっすり、そちらこそ、身体は痛く有りませんか?」
「タフなんで、大丈夫みたいです」
ふふっと彼女は屈託ない笑顔で微笑んだ。
「そうそう、夕食会は楽しめましたか?」
「それが。。。昨日は体調が優れずに部屋で休んでました。」
「そう。。でしたか、大丈夫なんですか?」
「私もタフですから、ご心配なく」
腕まくりしながらおどけてたなア。。。
昨日同様プログラムを消化
今日は各人の考えを都度求められた
MOONは自分の日ごろから思う事を、答えた。
唯一昨日とは違うのは、常に彼女が微笑みを浮かべながら
耳を傾けてくれて居た事だろうか。。。。
午後の実演中、この事をしきりに褒めてくれてたから。。。
MOONも彼女を尊敬すると答えた。
これはお世辞ではなく本音の部分で。。。
ありがとう。
少し照れ臭そうに彼女は笑ってたのが、印象的だった。
「いよいよ明日で終わりですね。」
そう別れ際に言うと。
「頑張りましょうね、ひょっとして。。。寂しい?」
そう、クスクスと笑いながら彼女は答えてくれた。
すれ違う2人
彼女等一行は付近のホテルに宿を取っていた。
弟子から
その日の夕食会に誘われたが、丁重に断った。
そう、MOONには帰りを待つ可愛い子供達が待っているから。。。
とは言え、出来るだけ嫁の顔は見たくない。。。
車で付近を流し時間を潰す。
星が余りにも綺麗な夜だったから
車を停め星を眺める。
きっと奥さんの帰りを待っているだろうな・・・
ぼんやりそう考えたり。。。
しばらくそうしてから帰路についた。
「パパお帰り~」
末娘が何時もの様に、飛びついて来る
「ただいま~」
末娘を抱きしめる。
「お帰りパパ」
「お帰り」
「あら、お帰りなさい」
娘達の声と温もりは今日の出会いの事など
綺麗に掻き消してしまう様だった。。。
接近
「旦那様が羨ましいなあ」
大方の意見に。。。。
「そんな事、全然ないですよ可愛げ無いし。。。」
・・・と彼女。。。
「みなさんは?もう、ご結婚されてますか?」
各々が回答していく
当然MOONも
「はい、これでも一応は娘が3人も居ますよ、家内とは一度離婚しましたが、数年前に寄りを戻しました。」
。。。と答えた
実際は2007年中盤から再び離婚話しが起こり、夫婦仲はこれから益々最悪の時期でしたが、余りにも夫婦仲のイイ感じの彼女の話に、その事は伏せてました。
ただ、ただ、娘の話しを聞かれるままに語りました。
「お子さんは?まだ予定しないの?」
・・・のMOONの問いに
微笑みながら
「はい、今はまだ考えてません、もう暫く仕事に集中したいから」
そう言ってました。
熱心にMOONの子供の話しを聞く姿から欲しいんじゃないかな?
・・・と直感したんですがねえ
・・・・と、まあこんな感じでしたね初日の会話は
やがて昼からのプログラムが再開する時間がやって来ました。
講師の説明の後
実際にやって体験する訳です。
長身の彼女は並ぶとMOONとほぼ同じ体型、MOONは結構スリムなんですよwww
メタボとは無縁に近い体型です。
飲み込みの早いMOONに
「上手い上手い、器用なんですね~随分」
・・と彼女
「タフなのと、ポジティブなのと、器用な事だけが取り柄ですから」
そう答えたら
ウケてました随分w
