裏車掌です。

 

週に1、2度、

記事を更新するつもりです。

 

木曜日の朝7時は

新書の紹介記事となります。

 

note

https://note.com/lucid_egret8805

 

 

よろしくお願いします。

 

皆さんは、自分のお部屋や行きつけのバーで、ふと目に留まる「鏡」に心を奪われたことはありませんか?

 

 

ただの鏡ではなく、そこにはクラシックなロゴや美しいイラストが描かれている……。

 

今回は、置くだけで空間をガラリと変えてしまう魔法のアイテム、「パブミラー」の世界を深掘りしてみたいと思います。

 

 

 

 

そもそも「パブミラー」とは?

パブミラー(Pub Mirror)とは、その名の通り、イギリスやアメリカのパブ(酒場)で広告用として飾られていた鏡のことです。

 

鏡の表面にウイスキーやビールのブランドロゴ、銘柄、ときには美しいグラフィックがシルクスクリーン印刷やエッチングで施されています。

 

 

単なる鏡としての機能以上に、「広告媒体」としての役割と「空間を広く見せる」というインテリア的な役割を兼ね備えた、機能美あふれるアンティーク・アイテムなのです。

 

 

 

歴史に刻まれた「お酒」と「鏡」の物語

パブミラーの歴史は19世紀後半まで遡ります。当時の酒場は現在ほど照明が明るくありませんでした。

 

そこで、限られた光を反射して店内を明るくし、同時に自社の商品を印象づけるために、飲料メーカーがこぞってパブへ寄贈したのが始まりと言われています。

 

 

特に1960年代から70年代にかけては、アメリカのコカ・コーラやジャックダニエルといった世界的なブランドが、こぞって豪華なパブミラーを制作しました。

 

現在、ヴィンテージ市場で私たちが目にするものの多くは、この黄金時代の名残です。

 

 

 

コレクターを虜にする「種類」と「選び方」

パブミラーの世界は非常に奥深く、コレクションし始めると止まらない魅力があります。

 

 

1. 王道の「アルコール系」

ギネス、バドワイザー、ジャックダニエルなどの銘柄は不動の人気です。

 

これ一枚で、部屋の一角がたちまち「ホームバー」に変身します。

 

 

2. アメリカン・ヴィンテージの「ソフトドリンク系」

コカ・コーラやペプシなどのロゴは、ポップで明るい印象を与えます。

 

ダイナー風のキッチンや、アメリカンカジュアルなお部屋に最適です。

 

 

3. 希少な「企業広告・煙草系」

古いタバコの銘柄や、今はなきメーカーのミラーは希少価値が高く、コレクターの間で高値で取引されることもあります。

 

 

【選び方のコツ】

コレクター視点で選ぶなら、まずは「フレーム(枠)」に注目してください。

 

古いものほど、木製のどっしりとした重厚なフレームが使われており、経年変化による「味」が楽しめます。

 

また、鏡の裏面の劣化(シケ)具合も、アンティークならではの風合いとして楽しむのが通の嗜み。

 

あえて少し曇ったものを選ぶことで、よりノスタルジックな雰囲気を演出できます。

 

 

 

パブミラーがもたらす「贅沢な時間」

パブミラーの最大の魅力は、反射による「奥行き」の演出です。 

 

狭い部屋でも、壁にパブミラーを一枚掛けるだけで、視覚的な広がりが生まれます。

 

そして夜、間接照明の下でグラスを傾ければ、鏡に映り込む琥珀色の液体とロゴが重なり合い、まるで映画のワンシーンのような優雅な時間が流れます。

 

 

「実用性」と「ロマン」を兼ね備えたパブミラー。

 

 あなたも、自分のお気に入りの銘柄やデザインの一枚を探して、日常に少しだけのレトロな魔法をかけてみませんか?