【浄化・保護・幸運 / カモミール・ローマン】 | phangan-2021のブログ

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こんにちは (*^^*) 

今回は カモミール・ローマン についてお話させて頂きます。

 

カモミールという言葉は、ギリシャ語で「すりつぶしたリンゴ」を意味することに由来しており、 精油としても、ほのかにフルーティーな甘みのある香りがします。

ジャーマンカモミールと比較すると、甘さとフルーティーがあり、精油としてはローマンかもにーるが選択jされることが多いようです。ジャーマンの精油はハーブ系統の香りが強く、ややクセがあるようです。

エジプト人は、マラリアの一種である「アグ」と呼ばれる状態の治療法として、熱や神経系の病気の改善のためにカモミールを使用しました。花が彼らに太陽を思い出させたので、エジプト人は太陽神ラーに献身のしるしとしてカモミールを捧げました。ラムセス2世の遺体がパリに展示されたとき、分析のために皮膚組織を採取する許可が得られました。調査結果の1つは、王の体と腹腔にカモミールオイルが塗られていたということでした。カモミールオイルは、その虫除けの性質のために王のミイラ化プロセスで使用されたと考えられています。

カモミールの治癒特性は人だけに適用されるわけではなく、植物が枯れて繁栄しなかった場合、 近くにカモミールを植えると、病気の植物の健康を改善することができると考えられています。 これは他のハーブにはない特筆すべき特徴だといえます。

インドの古代アーユルヴェーダの医師によってもカモミールは使用されていました。

バイキングは、ブロンドの髪を明るくするのを助けるために、ヘアシャンプーにカモミールを追加しました。

アングロサクソン人は、カモミールはウォーデン(オーディン)神によって地球に与えられた神聖なハーブの1つであると信じていました。北欧神話・ゲルマン神話に伝わる、毒や感染を治療するための古英語で書かれた「九つの薬草の呪文」には、マイズという名でカモミールが登場します。 呪文の中でウォーデン(オーディン)は植物の名前の頭文字のルーンをそれぞれに刻んだ九つの枝を用いて、薬草の力添えに登場します。呪文の終わりには、9つの薬草を用いるために砕いて粉末にし、古い石鹸やリンゴの果汁と混ぜ合わせるよう散文で書かれており、さらに水と灰から練り物を作り、これにフェンネルを入れて煮立て、泡立てた卵と混ぜ合わせたのち、出来た軟膏を塗るように説明しています。

多くの民俗魔法の伝統、特にアメリカ南部の伝統では、カモミールは幸運の花として知られています。花輪を作って髪の毛につけて恋人を引き付けたり、押し花を財布に入れることで金運が良くなるとも考えられています。

ビクトリア朝時代、カモミールは逆境への忍耐を象徴していました。ローマ人は香にカモミールを使いました。

カモミールは浄化と保護のハーブとしても知られており、睡眠と瞑想のためのお香に使用できます 。家の周りにカモミールを植えることによりスピリチュアルな攻撃から守られると考えられました。

神話に登場するハーブ、人々は代々民間伝承をつなぐことでそのハーブの有用性を継承してきたと考えられています。また、現代的な医学においても有用性は着目されていますが、それ以前の呪術的な使われ方、宗教的思想、シャーマニズムとの関連も多く見受けられ、人類が特別視してきたハーブであることは間違いないでしょう。