第87回ワンコインで晴耕雨読「高野聖」≪ワンコインで晴耕雨読≫ 第87回 「高野聖」(復刻) 泉鏡花(著) 飛騨から信濃への道をたどる旅の僧が山中の一軒家で、一夜の宿を乞うとそこには美しい女と亭主が住んでいます。そしてその夜、僧のまわりを無数の獣の気配がとりかこみ・・・。 昔の文体で読みにくいところがあり、細かい内容が解らない部分がありますが、気にせず読み進めていけば、十分に幻想世界に浸ることができます。
第86回ワンコインで晴耕雨読「薔薇盗人」≪ワンコインで晴耕雨読≫ 第86回 「薔薇盗人」 浅田次郎(著) この本は短編で定評のある著者の愛にあふれた6編が収められています。中でも「あじさい心中」はリストラされたばかりのカメラマンと寂れた温泉街の場末のストリッパーとの物語で白眉でした。
第85回ワンコインで晴耕雨読「不連続の世界」≪ワンコインで晴耕雨読≫ 第85回 「不連続の世界」 恩田陸(著) 「木守り男」、「悪魔を憐れむ歌」、「幻影キネマ」、「砂丘ピクニック」、「夜明けのガスパール」の5編からなる塚崎多聞、再登場のトラベル・ミステリー短編集です。
第84回ワンコインで晴耕雨読「醜い花」≪ワンコインで晴耕雨読≫ 第84回 「醜い花」 原田宗典 (著)、奥山民枝 (イラスト) とても不思議な本でした。この世界にただ1輪咲く醜い花が、最期に知る隠された真実はとても感動的な内容でした。
第83回ワンコインで晴耕雨読「蟹工船」≪ワンコインで晴耕雨読≫ 第83回 「蟹工船」(復刻) 小林多喜二(著) 日本プロレタリア文学でもっとも有名な作品が1929年の中編「蟹工船」です。多勢である弱い立場の労働者が団結すれば・・・・・、という内容です。