初対面の「かなばあちゃん」は、南阿蘇の地産地消キャラとして登場したようです。
もうすぐ90歳で、フラダンスが趣味で、得意料理が「なすびのひこずり」(これ私、知りません!)で、好きな曲は水前寺清子の「365歩のマーチ」らしいです。可愛いおばあちゃんでした。
次は孝女白菊です。
阿蘇の山里 秋ふけて
眺め寂しき 夕まぐれ
いづこの寺の 鐘ならむ
諸行無常と 告げわたる
とはじまる孝女白菊の物語詩は明治21年国文学者、落合直史が井上哲次郎博士(東大教授)の漢詩を新体詩として書き直したものです。
歌詞が長編で内容がロマンチックな孝女の物語なので、家庭小説の読み物として構成され続々出版されました。また、ドイツ語、英語にも翻訳され世界的にもダンテの神曲に迫るほど素晴らしいと讃えられた名作です。
この詩は3章からなり七五調の詩形としては非常に長いもので552行にも及び、おそらく世界最長の詩と思われるそうです。
明治、大正から太平洋戦争前にかけて全国的に一世を風靡した懐かしい孝女白菊の物語、その舞台がこの南阿蘇一帯とされ、ここ(南阿蘇村白川)に眠る「妙喜尼」が、白菊のモデルといわれています。
かなばあちゃん
「孝女白菊」富田千秋(著)


