第19回「十日刊 ファグナのワンコインで晴耕雨読」 | 南阿蘇の山小屋ブログ

南阿蘇の山小屋ブログ

「水の生まれる里」熊本県阿蘇郡南阿蘇村の山小屋より、UFO(?)や空模様などの情報を発信しています。また、温故知新の精神で熊本県内での身辺雑記や自然との出会い、簡単な読書と映画の感想も書いているブログです。

十日刊 ファグナのワンコインで晴耕雨読


第19回

「芸術起業論」

村上隆(著)



私の知る村上隆は2003年のヴェネツィア・ビエンナーレでの「ラウシェンバーグからムラカミまで」という彼の名を冠したサブタイトルがついたあたりまでが鮮烈です。現在の彼の評価はどうなのでしょうか ・・・。この本は2006年に書かれています。


本文中、海洋堂に等身大のフィギアを作ってもらうときに、辛辣なことをいわれるくだりが一番面白かったですね。



村上に向かって「バカ!こういう業者さんがどれだけたいへんなのかをわかっていない人間が言いそうなことだ。言わせてもらうけど、絵描きさんほどラクな商売はないよ。絵描きは、ちょっと描くだけでいい。まさにあんただ。・・・」というくだりです。


「欧米におけるアートは、ルールのあるゲーム」あり、そのルールに気付き、成功を収めた初めての日本人芸術家としての自負が全編にあふれています。う~ん、どうなのでしょうね。


先々週、芸術新潮2012年5月号で特集を組まれているのを発見しました。タイトルが最高です。「まだ村上隆が、お嫌いですか?」です。再評価されているのでしょうか?




南阿蘇の山小屋ブログ-芸術起業論


南阿蘇の山小屋ブログ-芸術新潮2012年5月号
芸術新潮2012年5月号


南阿蘇の山小屋ブログ-村上隆のフィギア作品
村上隆のフィギア作品