第118回ワンコインで晴耕雨読「カッシアの物語」≪ワンコインで晴耕雨読≫ 第118回 「カッシアの物語」 アリー・コンディ (著) ★★★☆☆ SFファンタジーです。統制され、制限された世界の中で、主人公のカッシアが、婚約者ではない少年に惹かれていく過程が、物語の要となる詩や哲学めいた言葉とともに構成され面白い内容でした。2部からどのように展開していくのか楽しみです。
第117回ワンコインで晴耕雨読「木馬のゆめ」≪ワンコインで晴耕雨読≫ 第117回 「木馬のゆめ」(名著複刻) 酒井朝彦(著) 子どもの心が美しく描かれたこの本は、昭和5年発行の復刻版です。タイトルの「木馬のゆめ」の他、11篇の童話が収録されています。とてもすてきな装丁と挿絵です。
第116回ワンコインで晴耕雨読「魔女の笑窪」≪ワンコインで晴耕雨読≫ 第116回 「魔女の笑窪」 大沢在昌(著) ★★★★☆ 裏社会に生きる女性が主人公、大沢ワールド全開のハードボイルドです。面白くて一気に読んでしまいました。熊本県民としては、天草のある島が舞台として登場したことも面白さをアップしてくれました。
第115回ワンコインで晴耕雨読「お目出たき人」≪ワンコインで晴耕雨読≫ 第115回 「お目出たき人」(復刻) 武者小路実篤(著) ★★★★☆ 好きな女性に思いを告げられない男性(著者)が、「自分は女に飢えている」という告白から始まる自伝的小説です。高校以来の武者小路実篤でしたが、この年になってから呼んだ方が面白いかも、と思いました。
第114回ワンコインで晴耕雨読「まるむし帳」≪ワンコインで晴耕雨読≫ 第114回 「まるむし帳」 さくらももこ(著) 「ちびまる子ちゃん」の作者として有名なさくらももこさんですが、彼女はぽかんとしてものを書くとき、背中が丸くなるようで、著者初のこの詩画集を「まるむし帳」と名付けたようです。
第113回ワンコインで晴耕雨読「届かなかったラヴレター・・・」≪ワンコインで晴耕雨読≫ 第113回 「届かなかったラヴレター あの空の向こう SPECIAL EDITION 」 届かなかったラヴレター発刊委員会(著・編集)、間下このみ(写真) 時代や世代を超えてひとびとの心を打つ言葉、そこに秘められた想いを綴ったロングセラー「届かなかったラヴレター」から33のラヴレターを選び、間下このみさんの写真を添えて再構成されたフォトエッセイ集です。 ※2枚目は、間下このみさんの写真。
第112回ワンコインで晴耕雨読「神聖喜劇」≪ワンコインで晴耕雨読≫ 第112回 「神聖喜劇」 第一巻 ~ 第六巻 大西巨人(著)、のぞゑのぶひさ(著)、岩田和博(著) 6巻に及ぶこの本は、大西巨人原作の小説を漫画化したものです。舞台は、敗戦間近の対馬での驚異的な記憶力を持つ主人公と日本帝国陸軍の話です。漫画化という作業に10年(原作は25年)をかけて作り上げられた見事な作品です。