新しいことを教えてもらってるとき

自分が新人指導をしていた頃のことを思い出します。

私自身も余裕がなくて

後輩にキツク言ってしまったことがある。

泣かせてしまったこともある。

 

その後すごくすごく反省して後悔して。

今でも時々思い出しては

申し訳ないことしたなとまた反省する。

 

おとといは行ったことのない初めての病棟

での午後勤務。

行き方すらわからず聞きながら迷いながら

辿り着き、初めて会う利用者さんとスタッフ。

午後は2人、新人の私ともう一人。

 

まぁ、そのもう一人のスタッフの

 

「え?私のこ新人さんと二人なの!?

どうしたらいいの!?

この子何も知らないじゃない!」

 

から始まりましてね。

いや、怒りもごもっともですよ滝汗

 

通常は私に指示をバンバン投げて上手に

駒のように使ってくれる人と一緒になるのですが

(その方がお互いやりやすい)

 

その方、この度ご一緒したスタッフは

イタリア語が母国語ではないのもあり、

仕事は頭の中で100%わかっているが

指示がスムーズに出てこない。

 

結果、私への指示が

「あれあれ、あそこのあれとってきて」

「あそこの部屋の!違う!あそこ!」

「あのシニョーラ(女性)部屋に戻して!

部屋はあそこだから、違うそのシニョーラじゃない!」

ってな感じで私もチンプンカンプン。

 

上手く指示が出せないのと

私も理解できないので彼女のイライラMAX

終始ブチ切れの彼女と何とか仕事を終えたのが

21:10(定時21:00)とイタリアでは考えられない

定時越え。

水一滴の飲まずに駆けずりまわり

終業後500mlのペットボトル一気飲み

 

これはね…さすがに。

一人の戦力として数えられるのは

まぁ100歩譲って良しとして

せめてさ、だれと組むかはちゃんと

考えて欲しい。

 

彼女は徒歩で来ていると言うので

帰りは私の車で送り届けました。

車の中で「誰と組むかはちゃんと

考えて欲しいよね。こんなの教える方も

教えられる方も辛いじゃない」

と。ほんとそれよね。

 

「怒鳴ってごめんね。あなたは一つも悪く

ないからね、私も大変だった。

あなたも疲れたでしょ?お疲れ様」

 

と言われて心が痛くなりました。

指導するって大変ですよね本当に。

責任感じるよね。

学ぶ方側のほうが、随分気が楽だろうなぁ。