窓辺のソファに腰を下ろし、窓の外に目をやる。陽の光の強さに思わず目を細める。

アレルギー反応を起こした鼻からくしゃみが止まらない。散々くしゃくしゃやった後、鼻水が流れ落ちる。

通りの向かいの建設工事も昼休みのためか今は静かだ。築40年超のこの古びたマンションはこの工事のせいで度々地震のような揺れをもよおす。

 

遠くに飛び立ったばかりの飛行機が見える。隣町のタワーマンションに突っ込みはしないか、そんな無用な心配をする。

たまに立ち寄る公園の落葉樹も葉を少しずつ落とし始め、ずっと先のオフィス街が透けて見えるまでになった。

 

今日をどうすごそうか。平均寿命の半分にさしかかったばかりの若輩者が、人生は暇つぶしだ、という誰かの言葉が頭を過らない日はない。みんなどうして日々をやり過ごしているのだろう。そんなことを考える余裕もなく忙しく生きるのが賢明というものであろう。

では私は?

紆余曲折あったとしても自分で選択してきた道だ。否、道などという大それたものとは無縁の日々か。

 

今日も青い空が目に眩しい。