お笑いタレントのイモトアヤコが、世界8位の高峰、標高8,163メートルのマナスル登頂に成功した。登頂に成功したのは、10月2日午前10時32分。11月10日放送の「緊急放送イッテQ!イモト8163mヒマラヤ登頂なるか」でその模様が放送され、1か月に及ぶヒマラヤ遠征がフィナーレを迎えた。

たたみ一畳ほどの小さな頂上に立ったイモトは「なんとか来られました…ヒマラヤ。自分の足で来ました。立ちました。しんどかったけど…」と、薄い酸素の中、息も絶え絶えに喜びと感動のコメント。周囲は白く曇っており、絶景を見渡すことはできず、その点は心残りだったようだ。しかし余韻に浸る時間的な余裕はなく、頂上に立ってからわずか3分後に下山を開始した。なお、下山後はネパール政府より登頂証明書を授与されている。

スタジオでイモトは「景色はあれでしたけど、すごい良い経験ができましたね。あとやっぱり(登山部)全員で行けたのが本当に良かったです」と、改めて登山を振り返り、今回の挑戦を締めくくった。

イモトはこれまで、「イッテQ登山部」としてキリマンジャロやモンブラン、マッターホルンなどに挑戦。次回は世界最高峰のエベレストに挑戦する。

http://news.livedoor.com/article/detail/8239311/ より転載


昨夜のテレビ放送私も見ていました。

凄い根性ありますね。


ところでイモトさん 登頂の過程でベースキャンプとC1 との往復で身体を高地に慣らしていたときに 

歯の痛みで ヘリコプターで カトマンズまで行き そこで歯科治療を受けるというシーンがありました。


いわゆる多分 根尖病巣 (神経を取った歯の先に出来る膿の袋) が急性化したか 気圧の関係で膿の袋の圧力が高まった かで痛みが起きたようです。

一本は治療の回数の問題から抜歯という結果になってしまったようですが。


歯科医師ですからちょっと興味がありました。

まず ネパールの首都 カトマンズ の歯科医院が思った以上に近代的であったということ。

当医院でも採用している デジタルレントゲン しかも 当医院と一緒で 治療の椅子毎 ユニットごとにモニターが配備されていたということ。

当医院でも当たり前ですが 抜歯等に用いる器具が個別包装になっていたということ。

その他感染予防のための設備がしっかりしていたということ。


当然ネパール カトマンズは首都ですので進んでいるのは当たり前ですし 外国人が行くような歯科医院ですから 設備が整っているのは当たり前であると思われますが

例えば デジタルレントゲン不採用の歯科医院は山ほどあります。デジタル化が全て良いという訳ではなく 現像による フィルムレントゲンも良い点もありますが 放射線量の激減や 現像液廃液の問題からするとデジタル化は時代の流れの一つであると思います。




隠れ里 5代目歯科医の独り言その他飲食日記 これはどうやら抜いた後のレントゲンですね。



隠れ里 5代目歯科医の独り言その他飲食日記 隠れ里 5代目歯科医の独り言その他飲食日記

左下に缶ジュースを押しつけながら痛いって言っていたから 左下の親不知の可能性もあるかと思ったのですが


映像とナレーションから想像するに 神経の治療をした後に出来た 根っこの先の膿の袋が

気圧 高地での気圧の変動が原因とのこと。

同じようなことが 歯の神経の治療中に飛行機に乗ったりすると起こります。飛行機の中は1気圧ではなく少し減圧されているんです。それで飛行機が上昇すると同じようなことが起こるんです。


宇宙飛行士の選抜試験にはメディカルチェックも当然ありますが このような 失活歯(神経のない歯)の」チェックもあるように聞きます。


今回イモトさんは治療回数制限があったことから止む無く抜歯というような事態になってしまったようですが レントゲン写真のみでの判断ですが右上 左下の親知らずもヒマラヤまでには抜歯しておいたほうが良さそうな感じもあります。


歯科治療って大切ですね。 ヒマラヤ登山まで頑張って歯医者さんに通ってくださいね。

写真はテレビ放映を直接カメラに映したものです。