http://www.tokyo-np.co.jp/article/living/health/CK2010060402000139.html
4日から10日まで「歯の衛生週間」。虫歯予防の基本は歯磨きだが、その効果を高めるのが「キシリトール」だ。最近はガムやタブレットが広く市販されている。虫歯を予防するメカニズムや効果的な使い方について専門家に聞いた。 (杉戸祐子)
横浜市鶴見区の主婦(38)は、長男(5つ)が一歳半のときから夜の歯磨き後に、キシリトールのタブレットを「歯磨きのごほうび」として食べさせてきた。きっかけは長男の歯が一本黄色くなっていたこと。歯科医院を受診して歯のエナメル質の形成が不十分なためとわかり、虫歯予防のフッ素の塗布と、キシリトールタブレットの摂取を始めた。
それから約三年半、おおむね歯を健康に保っている。主婦は「続けてきた効果はあった」と言う。
キシリトールは糖アルコール(甘味料)の一種。厚生労働省は一九九七年に食品添加物として承認した。虫歯予防効果について、日本歯科大付属病院(東京都千代田区)の羽村章院長は「虫歯の原因にならない甘味料は多くあるが、キシリトールは虫歯の発生・進行を防ぐことが証明されている」と強調する。
羽村院長によると、キシリトールが口の中に入ると、“虫歯菌”であるミュータンス菌の多くのタイプは、キシリトールを栄養源と判断し体内に取り込む。ところがキシリトールは菌の体内で分解されないため、虫歯のもととなる酸を作れない。
またキシリトールは、菌の体内で他の糖の分解を妨げる成分に変わるため、「ミュータンス菌はエネルギーを消耗し、弱って減る」。カルシウムと結び付いて歯を強くしたり、ネバネバした歯垢(しこう)を歯から落ちやすいタイプに変える働きもあるという。
虫歯予防効果は、“キシリトール先進国”のフィンランドや世界保健機関(WHO)などの研究で実証されている。日本歯科医療管理学会で報告された研究結果によると、北海道小樽市の幼稚園児百三十六人を対象に、キシリトールガムを摂取する群としない群に分けて、二十カ月間の虫歯の増加数を比べたところ、ガムの摂取量が多いほど虫歯はできにくくなったという。
使用法について、虫歯予防に詳しいクラジ歯科医院(東京都大田区)の倉治ななえ院長は「年齢や口の中のミュータンス菌数によって、取り入れ方が変わる。子どもは接触の多い母親の口中の菌数によっても違う」と説明する。菌数は四十八時間の培養検査で調べる。
十五歳以上では、菌が少なければ特別な対策は必要ない。多い場合は「ガムを一日三回以上かむ。かめない場合はタブレットで取り入れるように勧める」。十五歳未満は、本人の菌数がゼロでも母親の数値が高い場合には「ガムやタブレットを毎食後に与えるよう指導している」。効果は「三カ月目から菌が減り始め、約一年で虫歯になりにくい状態になる」。摂取のタイミングは、食後すぐで歯磨きの前が望ましい。おやつ後にも摂取すると良い。
注意点はキシリトールの含有量だ。市販の商品は、キシリトールが糖分中の一部にとどまることが多く、虫歯の原因となる砂糖が含まれている場合もある。羽村院長は「必ずシュガーレスという表示のあるものを選んで」と助言する。一部の歯科医院では、キシリトール100%のガムが販売されている。多量摂取は人によって下痢になる場合もある。
倉治院長は「フッ素入りの歯磨き剤で丁寧に磨き、キシリトールを取り入れれば予防効果は高い。長い目で取り入れてほしい」と助言する。
東京新聞より転載
今日6月4日から 歯の衛生週間です。
これはよくある語呂合わせ 虫歯の 6と4から来ているそうです。
1958年から 厚生労働省 文部科学省 日本歯科医師会 の3つの団体が6月4日から10日までの一週間
歯の衛生週間として色々イベント等を行っています。
今虫歯の経験本数はかなり減少してきています。
歯科医師も虫歯 歯周病 だけでなく 摂食嚥下、食育、等々にも活動分野を広げてきています。
しつこいようですがまた宣伝活動を
日時 2010年6月5日(土) 13時~16時
場所 四谷区民センター
1階ロビー
来場者先着100名様に無料にて口腔内カメラでの歯のチェック(歯科相談)。
粗品進呈致します。

