ソフトバンクBB、レセプトオンライン向けの暗号化ネットワーク回線を提供

ソフトバンクBBは10日、レセプトオンライン向けの暗号化ネットワーク回線を提供すると発表した。(09/07/10)
 ソフトバンクBBは10日、病院、医科・歯科診療所、調剤薬局といった各医療機関向けに「医療保険レセプトオンライン請求」を利用するためのサービスを開始すると発表した。本日から東京都、千葉県、埼玉県、神奈川県の4都市で受付を開始し、9月1日から全国で受け付ける。

 本サービスは、医療機関に対し、レセプトオンラインを利用する上で求められるセキュアなネットワーク回線を提供するというもの。Yahoo!BBが提供するSOHO向けADSL回線のうえで、ジャパンネットが提供するIPsec+IKE暗号化通信の仕組みを提供する。医療機関側は、ウイルス対策ソフト入りのPCを用意すれば、セキュアなアクセス用のUSBトークンとVPNソフトウェアを移用して、規定の水準を満たしたレセプトオンラインが行えるという。

 本キャンペーンは医療情報サービス提供会社であるメディキャストが運営する医療IT製品常設展示場「メディプラザ」と専用ウェブページ「メディプラザWEB」で申し込みを受け付けるという。

http://www.sbbit.jp/news/12241/


レセプトというのは皆様方が加入している各健康保険組合に我々医療機関側から提出する請求書みたいなものです。
現在歯科ではレセプトは紙媒体に打ち出してそれを国民健康保険連合会と社会保険連合会に提出してそれぞれの健康保険組合にそれが分かれていくという流れになっています。
歯科でも一部このレセプトが紙媒体ではなくオンラインで各連合会に行くというシステムが稼動し始めているのですが 現状はかなりお寒い状況で せっかく診療所からデジタルデータとして流していても 各保険組合はそれを紙に印刷をして審査している状況なのです。
当医院はレセプトオンラインに対応しているコンピューターで集計管理していますが、まだセキュリティ等々の問題からこのオンライン化には乗っていません。
紙媒体で歯科医師会経由で提出しているのです。
日本歯科医師会ではまだこのレセプトオンライン化について条件付反対をしている状況なのですが実際これが予定通り稼動するかはまだまだ問題が大きいのでしょう。
究極の個人情報がインターネット経由で個人診療所から流れるという大きな問題がありますからね。
大きな企業が行うセキュリティ管理と我々零細企業が行うセキュリティ管理は決して同等ではないと思います。

独り言でした。