先月も行ってきましたが 

今月も  ル・さんざ・プリュです。
名前の由来は、
フランス語で“0=ゼロ”を意味する“sans”と
“プラス、たくさん、無限にある”というような意味の“á plus”を組み合わせた造語で、

“何も無いけれど無限の可能性がある”という意味だそうです。

ここに行くのは多分公共交通機関では
近くまではたどり着くことはできますが・・・・・。
車という文明の利器がなければちょっとたどり着けません。

先月はチーズフォンデュを頂きましたが スイス料理のもう一つの双璧
ラクレット をリクエストしました。

ラクレットとはフランス語でで「削るもの」「引っかくもの」を意味します。
ラクレットチーズの断面を直火で暖め ナイフ等でそげ落とし
そのチーズをジャガイモ等に絡めて食べる料理です。
こんな感じです。

隠れ里 5代目歯科医の独り言その他飲食日記


ラクレットオーブンがあるということを前回聞きつけ
そこで今月はラクレットでランチメニューをお願いしたのです。
チーズフォンデュは冬季限定メニューとして予約すれば
頂けるのですが ラクレットはメニューにはのっかっていません。
お願いしたら 嫌な顔一つせずでは来月に とお願いしてきたのです。


東京では桜の開花が宣言されましたが
まだまだ信州は冬模様 それでも随分と冬の太陽も北風に勝ち
暖かくなってきました。
そんなやさしい太陽の光が届くテーブルには
ラクレットオーブンがスタンバイされています。

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このラクレットオーブンはスイスでオーナー夫妻が買ったものなので
変圧機等がかませてこのテーブルにスタンバイされています。
しかも ティファール製。

メイン料理の前にまずは
菜花 のスープです。


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前回のチーズフォンデュのときの付け合せ野菜達があまりにも美味しかったのと 

今回のスープも 菜花の香りや味がしっかり主張されていたので フォン は

どのようなものを使っているのか聞いたところ
なんと前回の根菜たちもフォンで下味つけた訳でもなく
今回も牛乳と塩だけの味だそうです
普段口に入る野菜達とは形こそ似ていますが味は別物。
この田舎に店を出したのはここ辺りで採れる食材に惚れたとのこと
ですが まさにこれですね。


地粉を用いたパンです。


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白い透き通った綺麗なパンです。
アルプスの少女ハイジでも病気のおばあちゃんに白いパンを
食べさせたい。なんていうシーンがありますが
スイスは永世中立国なので 新しい小麦粉は全て備蓄に回り 
古米にあたる古いものから市場に出るのでパンは意外とまずいのです。
でもここの白いパンは素敵です


マメとほうれん草と豚耳のパテ


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いわき 直送の地魚。

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手を切るくらい鋭い口を持つという 
てっきり という地物の魚です。
タカノハダイという魚みたいです。
詳しくはこちら↓
http://www.zukan-bouz.com/suzuki2/takanohadai/takanohadai.html

ほんのり甘い 優しい味です。

とりあえずメインのラクレットの前ですが
後編をお楽しみにしてください。