いやぁ昨日のブログ消去せずにすみましたよ。

でも実際のところ最終警告!たけしの本当は怖い家庭の医学



 一話目のドラマ 昨日の番組宣伝の内容から

「・・・・・胃のむかつきから食事がのどを通らなくなった・・・・」

という記述があったので胃潰瘍かな?って思ったのですよ。

でも胃潰瘍くらいではと思って書かないでいたら 

心筋梗塞でしたね。書かないで良かった。


でも胃潰瘍と歯周病も関係するといわれているのです。

胃潰瘍の原因って最近メジャーな菌になってきた

ピロリ菌です。でもそのピロリ菌が発見されるまでは

胃の中のような 強酸性の環境下で細菌の類など発見される訳ない

と考えられていました。

ところがピロリ菌が発見され発見者はノーベル医学生理学賞まで受賞したのです。

そのピロリ菌の進入口として考えられるのが口です。

口腔内にもピロリ菌が検出されたという報告もあります。


またピロリ菌のよく似た性質を持つ菌、

親戚関係にある細菌が重度の歯周病に罹患した

深い歯周ポケットからよく検出されます。

その細菌の名前はキャンピロバクターです。

この細菌は深い歯周ポケットからよく検出されますが、

この深い歯周ポケットから進入したキャンピロバクターを退治するために

免疫反応が起こりますが、ピロリ菌と似ているために、

免疫はピロリ菌、キャンピロバクターの菌に強く反応してアレルギーを起こし、

胃潰瘍と歯周病の両方を悪化させると考えられます。
最近ピロリ菌の除菌療法を行う消化器内科では治療と同時に

口腔清掃を徹底させているとのことです。


このように歯周病と全身疾患は間接的もしくは相互的に作用しあっている場合が

今や常識なのです。


ブラッシング時に歯茎からの出血 みんな当たり前もしくは

特に日本人は大して気にしていない傾向にあります。

考えてみてください、お風呂に入ってて身体を洗っているときに

触っただけで出血してきたらどうしますか?

なぜ歯磨きのときの出血はみんな気にしないのでしょうか?


このような話を書くと長くなってしまいますので

今日はこの辺で。