我々の健康保険に関する治療費は保険医療機関であれば

全国一律の料金です。

例え大都市で医療を行ってる場合は固定費(人件費・家賃等々)は

中小都市に比べ高くなってしまいますが全国一律料金なのです。

最近某大手外食産業が全国一律料金であったのを

地域差をつけましたが 経費の部分から考えると当然だと思うのですが

健康保険はそういう訳にはいきません。


ではどのように我々の診療報酬が決まるかというと、

基本的には厚労省の諮問機関である 中医協という場所で

答申がなされて決まります。

本年も診療報酬の改定の年にあたりますので

このような答申が出ました。


http://www.mhlw.go.jp/shingi/2008/01/dl/s0130-11j.pdf


具体的には今時事問題である

たらいまわし問題等が議論の発端で問題になっていた

医科の開業医の初診 再診料はそのまま。


以前の日記でも紹介しまいたが

GTR(歯周組織再生誘導法)が保険導入

これについては先進医療が保険導入されるという意味では

賛成ですが トピックスではあると思いますが・・・・・・・・・・。


歯科については答申の68ページ以降にもあります。

まぁ日歯広報の最新版にも掲載されていますが


ちょっとマニアックですみません。

でもこのような形で診療報酬は決まってくるのです。