8月8日は歯並びの日だそうです。


先月の朝日新聞に広告が出ていて私も業界にいながら

初めて知りました。


しかも日本記念日協会 で認定されている日らしいのです。


ところで

文部科学省が実施した平成18年度学校保健統計調査において、

歯列・咬合の項目で「専門医の診断が必要」と判断されたのは

小学校4.40%、中学5.19%、高校4.03%でした。


この調査は学校保健法に基づく歯科検診項目で

虫歯の有無 歯肉の状態とともに不正咬合について

学校歯科医が年一回検診を行い算出したデータであると思われます。


そのほかにも矯正歯科医会の調査(2006年4月に実施。全国の10代~50代の男女1000人

を対象にインターネット上で調査)では、全体の67.9%が不正咬合の疑いがあるなど

というデータもあります。


一般的に歯科矯正を始める適切な時期としては

1.永久歯が生え始めた時期

2.永久歯が全て生えそろった時期


と言われていました。

最近は成人歯科矯正も一般的になってきました。

昔は20歳過ぎて矯正装置をつけている大人は少なかったのですが

最近は大人の方のほうが矯正装置の装着率が
高くなってきました。


大人の矯正は果たして幾つまでの年齢できるのか?

というような質問をよく受けます。

私が手がけた患者様で最高年齢は70歳代の女性の方がいらしゃいました。

私が在籍していた歯周病科に来院され 私が担当医になった方で

「どうしても八重歯が気になる、あの世に行く前に綺麗な歯並びになりたい」

との希望があり 歯科矯正に対診をして行ったことがありました。


では実際子供の矯正と大人の矯正は何が違うか?

というと 大人の方だと多少の時間 期間がかかること、

そして歯周病へのケアが子供以上に必要であるということ

でしょうか、一般的には。


当院でも歯科矯正専門医との連携で成人矯正のフォローアップを

行っています。

何かあればご相談ください。