奥歯:若い女性に退化傾向、上あごで顕著 親知らずなし7割--鶴見大短大 /神奈川8月3日12時0分配信 毎日新聞
最終更新:8月3日12時0分 |
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070803-00000032-mailo-l14
こんなニュースがありました。
軟らかい食べ物(軟食)が原因だと結論されています。
確かに軟食によって顎が小さくなっていることが考えられますが
そのような環境因子が歯の発生にかかわる遺伝子情報が顕著に影響を
与えているのでしょうか?
私的には軟食が遺伝子情報に関わる発生に即影響しているとは
あまり考えにくいと思っているのですが。
結果として退化傾向にあるのは真実のようです。
ところでよく親知らずが生えてくると痛みが起こるという風に思っている方が多いの
ですが、実際は親知らずの回りの歯茎が不潔になって腫れて痛みを伴うことが
多いのです。
ですからまず一番奥で磨きにくいのですが丁寧なブラッングで
腫れを予防することが可能です。
親知らずは抜かなければならないか?
面白い結果を出している論文があります。
29歳までに親知らずを抜くと第二大臼歯の奥に
歯周ポケットができにくいという結果をだしている論文です。
確かに第二大臼歯の遠心(一番奥の部分)にできた
歯周ポケットは治しにくい場所ではあります。
ですから若いうちに親知らずを抜いたほうが良いという考え方もあります。
まぁ色々な場合がありますので個別対応というのが
一般的です。