えぇ、知っていますとも。
紅茶をペットボトルの水で淹れるなど言語道断! 邪道です。
エアが抜けているから茶葉がジャンピングしない。ムキー
よって紅茶は不味くなる、ということらしいです。

知らんけどな。てへぺろ

憧れのトワイニング。キューン

チャリングクロスからテンプルまで歩き、本場の紅茶を買いに行きました。

これです。右はマルドンの塩。

この紅茶、4000円以上したんでっせ。びっくり
開封したら、ちゃんと缶で保存。
もうワクワクよ。

でもね、大阪で淹れてみたら不味かった。えーん
アッサム特有の爽やかな香りもなく、ミルクを加えたあとの、とろーん、まったり、といった舌触りもありません。ショボーン
ひと言でいえば、とんがった味なのです。ムキー

でもこれ、経験済みです。
ハロッズのアッサムもアーマッドのアッサムも、こんな感じでした。
ハロッズのは高かったから、毎朝嫌な気分になりながらも、何とか飲んでしまいました。
でもアーマッドは二回飲み、二回紅茶ケーキを焼いて捨ててしまったのです。ガーン

しかしトワイニングは捨てられません。
だって4000円!
その値段に押しつぶされそうになるティー。

どないしよ……、と悩んだ結果、スーパーに行ったら硬水があることを思い出しました。
この際、ペットボトルの水なんて、などと言っていられません。
なんてったって4000円! なのです。爆  笑

折しも、日本のスーパーから水が消えた、あの時期のことです。
1本70円ほどの日本の水は棚ががら空きなのに、倍以上するフランスやリトアニアの水は、ずらりと棚に並んでいました。びっくり

さすが大阪! やっぱ、高いものは買わないのです???
しかし、ティーは2本購入。
この際、イギリスの水でもフランスの水でも……、というエエ加減さは許してほしい。口笛

再び、胸にワクワクが蘇り、紅茶を淹れます。
大阪市の水は、ケトルに適当な量を入れるくせに、エビアンはちゃんと150ミリリットルを量って沸騰させるというセコさです。

結果。
誰や、ペットボトルの水では紅茶がジャンピングせえへんって言うたんは!

トワイニングが素晴らしいのかエビアンが凄いのかわかりませんが、ティーの目の前で、やや大きめの茶葉は、抽出時間の4分いっぱい、ジャンピングし続けたのです。
そして4分経つと、自分の仕事は終わったとばかりに、ポットの底に沈みました。

ミルクを加えて飲んでみます。
美味しい!!! 幸せっ! 大成功!
前世のイギリス貴族、おフランスの水に助けられたぁ!立ち上がる

ということで、この夏は毎朝、トワイニングで目覚めたティーでした。

しかし不思議です。
フォートナム&メイソンのアッサムとかヨークシャーティーゴールド、東インド会社の紅茶は、日本で淹れても美味しいです。
あ、スーパーに売ってある、ティーバッグのトワイニングも美味しいです。

それやったら、本場のトワイニングも……。
いやいや、そこはそんなふうに考えてはなりません。

腹は立てど、こう考えましょう。
さすが大英帝国! さすがトワイニング!愛
自国の水でだけ美味しく淹れられるように栽培され、ブレンドされた茶葉。
それがロンドンで買うトワイニングだぁっ!ラブラブラブ

懲りていません。また買いに行くつもりです。歩く
ビッグベンにも会いたいし。ラブラブ

エビアン、硬水であることを証明するがごとく、ティーのケトルに白いかたまりをつけました。
イギリス在住の奥さま方が掃除に苦労してらっしゃる、あの白いものです。

それを綺麗に洗うティーではありません。
これってミネラルやろ? ということでそのまま使っていたら、いつの間にか元どおりに……。

まさかエビアン、大阪の水に負けた?びっくり

サンキュー飛び出すハート