最近読んだいくつかの本で心に残った共通した考え方がありました。


代表で2つの本から抜粋したいと思います。


「何か悪いことや不幸が起きたと、とりたてて嘆くのは、本来、自分を特別な人間だと考えているからだというのです」


「ちょっとした失敗に落ち込むのは、本当はもっとできる人間なのだと思っているからかもしれません。」


「そうした過大評価により自分で自分を苦しめている」


「自分だけは特別と思うのは大きな勘違い。人間なんて大したものじゃない」 


「自分自身を大切にするのはいいことですが、肥大化した理想像を自分に押し付けたのでは、ほんとうの今で大切にすることにはなりません。無意識であれ自分は特別な人間という思い込みに気づけずにいると、そのイメージにそぐわない状況に出くわすたびに、自分をおとしめるような物言いをして、落ち込む結果となるでしょう。」

『なんだか楽しそうに生きている人の習慣術』より


「〜こういった周りからどう見られているか気になるという問題に限らず、みんな、ちょっと自己評価が高すぎるんじゃないかと思うのよ。自分はここまでできるはずだとか、自分はこうある人間なんだ、とかいうのが強固にあるから、それに満たないとどうしようってなるわけでしょ。」


「でも、実際はそんなに他者はアナタのこと品定めしてない。そして、自分ってのは実はそこまでできるわけじゃないよなって思ったほうがいいと思うの。」


「自分が嫌いなんですっていう人の話をよくよく聞くと、理想化された自分が好きなんだけど、現実の自分はその理想についていけないから自分が嫌いになっているというケースが、すごく多いのよ。そこで、自分なんて、こんなもんでしょって思っていれば自分を嫌わなくてすむ問題なのに、と思うことがすごくある。」

『幸福幻想 うさぎとマツコの人生相談』より


言われていることが思い当たったため、記憶に残りました。


上手くいかないことがあったとき、ついつい自分をせめて嫌になりがちですが、上記のことが意識できれば、無駄にグダグダ落ち込まず、課題を明らかにして向き合えそうだと思えました。