La Gaseneta Dello Sport 2010.5.24
【地殻変動】
選手移籍後の第5節は、上位2チームが1勝2敗、下位2チームが2勝1敗という成績に終わった。最大の驚きはカモにしていたFNBSに2-6で敗れた首位MSTの不調だろう。前掛りになりがちなMSTの中で、本人の意思とは関係なく、結果的に後方のケアを担ってきたazzy(欠場)、tomoki(FNBSへ移籍)の不在が大きく影響した。
守備が安定しているため大崩れはしないものの、ここ2節は1試合で1点以上の得点をあげることができないKSW攻撃陣のブレーキも下位2チームには好都合だったと言えるだろう。
いずれにせよ、今回の移籍市場を切っ掛けに、ようやく歪な二極化現象解消の兆しが見えてきたことは間違いない。
【んなこたぁわかってんだ】
0-1で迎えたロスタイムにゴレイロでありながら攻め上がり、決定的な同点のチャンスを外し、KSWに勝点1をもたらすことができなかったlucho。試合後、本紙の電話インタビューで、容易なシュートを外してしまった原因を以下のように語った。
lucho
「勝っているか、早い時間帯で0-0の状況だったら決めていたと思う。パスを受けてからファーポスト側に蹴りこむイメージもできていたし。ただ、慎重に狙い過ぎた結果、足に引っかかり過ぎてしまった。要はプレッシャーに負けたってことデスヨ。ハイハイ、ドーモスミマセンデシタ!」
【非難轟々】
これまで一度も勝ったことがないどころか、平均で3点以上を献上し続けてきたMSTを、6-2という記録的な大量得点ゲームでものにしたFNBS。しかし、そのゲーム内容には非難が集中している。
というのも、FNBSの6点中3~4点は、ゴレイロ(GK)が相手ディフェンスの裏のスペースへボールを投げ込み、それを男子プレーヤーがトラップしてシュートするという、女子プレイヤーはもとより、他のチームメイトをも完全に無視したものだったからである。
一度ならまだしも、3~4回も続けてそれをやってしまう空気の読めなさ具合には記者も呆れるばかりだが、どんな攻め方をするかは各チームの自由である以上、そんな単純な戦法を3~4回も続けてやられてしまったMSTのディフェンス意識の低さこそ、最大の問題だと言えるだろう。
ただ、「コート内には必ず1人以上の女子プレイヤーがいなくてはいけない」というルールがある以上、それを無視してしまっているに等しい今回のFNBSの戦法は、決して褒められたものではない。。
【新ルール検討】
第5節終了後の反省会で、「得点が決まってもみんなダンマリでつまらない」「全然声がなくて静かすぎる」といった声があったため、PFAは、もっとゲームを盛り上げるための新ルールの制定を提案した。
PFA
「“ゴールを決めた際には、必ず何かしらのパフォーマンスをしなければ、ゴールとして認めない”というルールの採用を検討している。パフォーマンスは個人であってもチームであっても構わない。チームでやれば、よりチームワークは深まるし、全体の雰囲気も良くなるだろう。ただ、負けているチームにパフォーマンスを求めるのは酷なので、そこはまだ検討の余地があるね」
【どんなキャラだ】
毎回空振りに終わってはいるものの、ここ数節では複数回の決定的チャンスを迎える等、徐々に初得点の気配が近づいてきた感のあるKSWのsilva。そのsilvaが、かの有名な童話『ちびくろサンボ』を、『のどくろサンボ』と誤って記憶していたことが、関係者の証言で判明した。
関係者e
「yossyは腹黒い」という話から、彼女の脳内で『腹黒→のどくろ→のどくろサンボ』という発想に至ったみたいだけど、どうしてそうなるのか私にはサッパリ理解できない」
ちなみに、silvaの『のどくろ』が、赤ムツの仲間で、銀座辺りで食べると一人前数千円~数万円はするといわれる高級魚のことを指しているのか、『喉黒飴大好きのどくろちゃん』を指しているのかは不明。
【歌ってみてね】
kimiちゃんはね
kimikoっていうんだホントはね
だけど酔っ払うと自分のこと
『kimiは~』
っていうんだよ
おかしいね
kimiちゃん♪
【もう少し考えなさい】
そんなかわいらしい一面を隠し持っている“セレブレーション”なMSTのkimiだが、第5節終了後に行われた反省会の中で、話している途中で面倒になるとなんでも「うんちゃらかんちゃら」で済まそうとするため、KSWのemikoに幾度となく突っ込まれていた模様。