ゴルフ心理の話で最もよく出てくる言葉は、
「ポジティブな考えとイメージ」です。
でもそのポジティブさの中にも
危険なものが潜んでいることもあります。
プロの試合を見ると、
今まで調子の良かった選手が
急に崩れてしまう場合がありますよね。
その理由は何なのでしょうか
プレッシャーでしょうか?
もしかしたら
優勝した自分の姿を想像したのかもしれません。
アマチュアの場合は、
ベストスコアを出した自分の姿を想像することになります。
そして周りの人からおめでとうと言われる姿も
思い浮かべますよね。
目の前の1打1打に集中して、
次に打つショットの良い結果を想像するのは、
とても良いことだと思います。
でもまだホールがかなり残っているのに、
18ホールが終わった時を想像すると、
あまり良くない結果を招いてしまうのです、、、
集中力が落ちて、体に力が入り始めます。
また、過度の期待をしているので、
少しの失敗にも興奮してしまいます。
目標をたてて、自分に期待するのは良いことです。
でもまだ起きてもいないことを想像してしまうと、
プレーに集中できなくなるということも
忘れないでください。