先週「JOHN LENNON NEW YORK」を観てきました。
東京写真美術館の小さなホールでしたが音はよくてジョンの肉声を生々しく
聞くことができました。ドキュメンタリータッチで1971年「IMAGINE」完成後に
ロンドンからニューヨークに移り住む頃からあの悲劇までを未公開の映像
を織り交ぜ映画は進みます。ニューヨークは二人のとって思うがままに
振舞うことができそしてアメリカとの戦いでもあったようです。
最終的には時代がジョンを救いアメリカでのグリーンカードを得ることになる
のですが途中ヨーコと別れ気の合う仲間たちと馬鹿騒ぎを繰り返し最低の
生活を送ったあと再び彼を救うのはやはり音楽で1960年代初頭のジョンに戻る
その姿がこの映画で一番感動したところでした。「心の壁、愛の橋」と
「ロックンロール」の制作はジョンにとってソロの時代を象徴させた作品
だと思います。
私自身はジョンが政治に絡んだ時代はあまり好きではないのですが
この2作は自分もリアルタイムで小遣いでLPを買った思い入れのある作品です。
そして子育て、最後となってしまう「ダブルファンタジー」制作。翌年にはワールド
ツアーを計画していたこと等が第3者のインタビューで明らかにされるとあの事件
が悔やまれますし、生きていればビートルズの再結成は必ずあったと今なら確信
できます。
生前日本には何度か訪れていますが故郷イギリスに帰れなかったことに同情
します、最後に「たられば」だけが残った気持ちでホールを出ました。