今日は下手なエセ広島弁を止めてシンプルにいきましょう。
久しぶりの雨でしたね、今日は。
ダダ降りでもなかったのでそんなに億劫にもならず模試の為また難波へと繰り出しました。
でも繰り出した、なんて余裕は微塵もなくて相変わらずギリギリに起きて発車5分前ぐらいに文字通り家飛び出して(この状況になる度家が駅前で良かったとつくづく思う)コーヒーと切符買って乗車しました。
最寄り駅から難波まで最短距離で1時間2分。(駅すぱあと調べ)
模試開始は11時15分。
乗った電車は10時5分発。
単純に計算するとギリギリなんだけど快速使って乗り換えスムーズにしたら5分以上は短縮できるとの目論見。
そんな風に乗った車内はなんだか落ち着かない。
これから模試なのと、環状線への乗り換えのことを考えると座って本読む、なんて気にはさらさらなれないわけで。
そんな時のBGMはブルーハーツ。
何も考えなくても脳内に適度な刺激をプレゼントしてくれるでしょ?
通常チエコが音楽を聴く姿勢には2パターンあって1つは外部からの雑音を遮断して何かに没頭したい時、もう1つはホントに音楽を聴きたい時。
今日は前者がやや優勢。
朝に気持ちの準備が出来てないから京橋までに目的地への臨戦態勢を整える。
聴いてるけど聴いてない、でも邪魔にならない。
ポルノは大好きだけど曲調に波がある(ロックだったりバラードだったり)からなんとなく邪魔になるし、エリッククラプトンじゃそのまま尼崎まで行っちゃいそうだし。
分かる人には分かると思うんだけど京橋→環状線への乗り換えってちょっとしたかけっこ大会みたいで、東西線が京橋に着く直前あたりからみんなゆっくりしたたかにでも着実にスタートラインに立ち始めんの。
京橋に着いてドアが開いたらスタート。
環状線のホームまでみんな小走りで階段上がって上に待つ環状線までラストスパート。
てな具合で、いつもならチエコはそんな人たちを横目に見ながら悠々とハートインに入ってコーヒーとパン買って1本遅い環状線を待つ(どうせそんなに待たなくても割りと早く来るし)んだけど、今日はチエコも放出過ぎたらスタートラインに。
--1コース、パンプスでダッシュももう慣れたか走者チエコ--
中学時代一応陸上部だしね。長距離だけど。
まぁそんなこんなで無事環状線への乗り継ぎも済ませて、近鉄の乗り継ぎは楽勝だから15分も稼いで会場到着。
あたかも余裕持って着きました、て顔して国語。
30分ぐらい余ったから試験監督の女の人が金融会社のCMのおねーさんにすっごい似てるな、いやCMのおねーさんが女の人に似てるのか、てか良く見たらあんまり似てないかなとか考えて。
チャイムと同時にめんどくさいから女の人がCMのおねーさんに似てるってことにして。
次の数学まで1時間半程時間があったのでとりあえずジュ○ク堂で塾の先生に言われた参考書買った。
やっぱ都心?の本屋は違うね。
地元の本屋6件回っても見つかんなかった参考書が山のようにあるんだもん。
だいたい本屋が3階建てってとこからして魅力的過ぎるきもする。
お金に余裕があったら小説も見たかったんだけど。
それから難波CITYの方まで何か食べようと思って行ったんだけど色々あって(説明すると人権侵害になり兼ねない)食欲が失せちゃったからタバコ買って1人カフェをしました。
適度なオープンカフェ(この場合女子高生が1人で入ってもミジメに見えないような)を見つけて飲み物だけ注文して1時間ほど持参した小説の続きを読んだ。
なかなかいいもんで人通りは多いけどウォークマンさえあれば雑音は気にならないし本にも集中できる。
これからハマりそう。
ただ今度はキャラメルラテじゃなくてエスプレッソラテあたりにしとこう。
美味しかったけどキャラメルラテにしては甘過ぎた。
そこで事件は起きた。(今日の日を事細かに書いてるのは実はこの為)
帰りの電車賃をちゃんと分けとこう(こうしないといつも不安になる)と思って財布をゴソゴソしてたらどうも20円足りない。
ギリギリだけどちゃんと電車賃と参考書代とご飯代をお母さんにもらってきたし、オーバーする程楽しんでもない。
・・・だとすると考えられるのは行きしなに切符と一緒にコーヒーを買った時。
慌て過ぎて小銭をばら撒いてしまったような。
一応目に付いた小銭は拾ったけど自動販売機の下に潜り込んだひねくれたコインがあったならそれを拾うだけの時間と余裕はなかったな。
だいたい時間があっても地べたに顔擦り付けて自動販売機の下覗き込むなんて出来ないでしょ?
でも可能性としては十分に考えられたはずなんだけど。
20円足りないと最寄り駅の3つも前の駅から歩くしかない。
結構キツい。
幸運にも今日はいつも鉛みたいに重たい鞄の半分ぐらいしかなかったし、いつもみたいに素足にパンプスじゃないし別にいいけど。
とりあえず1つの短編を読み終えて(ここら辺の気楽さは天性のモノ)数学受けに帰って、いざ帰路に。
さぁどうしようか。
難波→日本橋まで1駅歩けば50円浮く。
でもまだまだ未開の土地だし地下鉄だから線路沿いに歩くってわけにもいかない。
やっぱり3つ手前まで乗ってある程度は分かる道を線路沿いに進もうか。
1区間50円。
3区間80円。(3つ手前までだと鶴橋から210円)
ここで3つ手前まで乗って親に迎えに来てもらう選択肢もあるが、「電車賃が足りないから迎えに来て」なんてせっかく1人カフェを体験してちょっといい気分だったのに全部ぶち壊しになるみたいで嫌だったので結局妥当にうまい棒5本分歩くことにした。
とりあえずケータイで現在地と日本橋までの地図を出してみるけど会員登録してないからか妙に安っぽい地図で第一「現在地は難波です」って表示だけで地図上のどこに当たるか示さない。
薄情なケータイは鞄の底に放り投げて適当に歩くことにした。
時々人に道を尋ねながら、知らない道を行くのもなかなかいいもんだ。
途中で噂のメイドカフェなんてのも見つけて通りすがりに横目でみたけど残念ながら期待した萌えーなメイドさんは見えなくて「いかにも」なおじさんやおにーさんで溢れていた。
ご主人様ねぇ・・。いくらお金を貰えるとはいえあんな所では働けないし、働くつもりもない。
それにしても電車だと3分程の距離が迷ったのもあるけど結局45分もかかってしまった。
いつもは42分をうまい棒5本分で買ってることになる。そう思うと安いなぁ。
でもそれなりに楽しかったのでたまにはこんなのもアリかな。
たまにはね。しばらくは遠慮したい。
そういや途中で模試の最後に配られた栄養ドリンクがあったのを思い出して(この予備校だけかもしれないけどいつも最後に栄養ドリンクの配布がある)飲んでみた。
たぶんこれがいけなかった。
50円分の距離を歩かざるを得ないことよりこっちの方が今日の災難だった。
いつも栄養ドリンクは断るんだけど今日は足りない電車賃分を歩かなくちゃいけないからっていうのと試験監督の女の人がもの凄く愛想が良かったのでもらっておいた。
あの予備校の職員は事務員から試験監督から全員が決まって酷く無愛想だと思う。
いや、思うんじゃなくてそうなんだ。きっと。
特に事務員のおじさんなんか酷い。
チエコはその予備校の生徒じゃないから毎回模試の結果を郵送してもらうんだけどその手続きをする時10人以上の列を並んでやっと順番が回ってきてもちょっとした不備があっただけでまた列に並びなおさなくちゃいけない。
今日だって伝票を封筒に貼ってなかっただけであっさり門前払いされた。
伝票の裏のシール剥がして貼るだけよ?
2秒で終わるじゃん。やってよ、それぐらい。
過去に何度か模試に行ったけど笑った試験監督を見たことがない。
みんな事務的にまるでロボットみたいに淡々と問題配って注意事項を黒板に書く。
酷い時は一言も喋らない人だって居た。
だから今日の試験監督の女の人はあの予備校で見た初めての普通の人間だった。
で、話を元に戻すとその栄養ドリンクの謳い文句は【元気をつけたい時、頑張らなくちゃいけない時、そんな時こそこの1本】でまさに今のチエコにうってつけでしょ?
だから普通に飲んだんだけどこの栄養ドリンクの謳い文句は【元気過ぎて困る時、頑張れない言い訳が欲しい時、そんな時こそこの1本】に変えるべきだと思う。
ようするにマズかったわけ。
マズいって言うか酷かった。
2日前のコーヒーに大豆を30個程すり潰して入れてそこに甘みとして黒砂糖を入れた感じ。
これなら元気が取り得、って人の取り柄を簡単に奪えるし、テストで0点取っても「これを飲んだせいで頑張れないんです」って言ったら先生も見込み点ぐらいはくれそう。
それを景気づけ、と思って一気飲みなんてしたもんだから・・分かるでしょ?
まさか人通りの多い歩道で吐くわけにもいかないし。
予備校もあんなモノを模試の度に毎回何百本も無料で配布するだけの余裕があるならもっと愛想のいい職員を雇った方が賢明だと思う。
おかげで乗り物の中で唯一酔わない電車にさえ酔う始末。
歩いた分で最寄り駅まで普通に帰ればいいだけだからせっかく小説読もうと思ってたのに手すりにもたれて身動きも取れなかった。
かなり長くなったけど今日はあったこと全部書こう、と思えるぐらい濃い?1日だったので。
何事も余裕を持って行動するのが大事だな。
あとローン会社のCMじゃないけど事前のチェックも。
そんなことを思った1日でした。