香港で再び無許可デモ 若者過激化 | 魑魅魍魎たちの話題を観察中

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「事実」と「真実」は違う。

中国本土への容疑者引き渡しを可能にする「逃亡犯条例」の改正案に反対する

民衆(主に若者)が2019.6.9~大規模デモが行われている。

このデモ行為に関してはさまざまな形で報道や情報が噴出しているが・・・

 

「香港政府、市民の本来あるべき姿って何?」という面で疑問に感じる。

日本国内や海外でも同様の抗議デモは散見する。

それらと比較すると、この抗議デモにはどうも異質というか、違和感を禁じ得ない。

民主派団体「民間人権陣線」 代表者 岑子傑氏(ジミー・シャム)が、デモ蜂起・

主導しているようだが、日本で特に目を引くというかメディアに露出度の高いのは

雨傘運動の学生リーダー、黃之鋒氏と周庭氏のように感じる。

特に日本では周庭氏を女神化した表現や容姿についての反応が多く見受けられ

る。問題の本質(抗議デモの本質)について取り上げている、コメントしている報道

は、そんなに多く確認されていない。

中華人民共和国香港特別行政区 つまり1国2制度が現状である。

それを前提に読んでみる。

 

きっかけ?

香港人男性が台湾で恋人を殺害し、逮捕される前に香港に戻るという事件が起きた。

香港政府は、犯罪人引き渡し協定がない台湾への身柄移送ができないことを理由に

、このような事態に対応できるよう条例改正が必要。

 

どうして反対なの?

香港は1997年の中国返還後も「1国2制度」で高度な自治が50年間認められてい

るのに、条例改正により同制度が事実上崩壊すると反対派は懸念している。

香港政府は引き渡し対象となる犯罪を限定するなどしているが、香港市民も中国当

局の取り締まり対象になる恐れがあるのでは?ということらしい。

香港の根幹をなす「一国二制度」が揺らぐことで、世界の経済・金融センターとしての

地位低下も心配されている。

 

根っこの問題はここらしい。

暴徒かし、器物損壊やほぼクーデターに近いような行動を起こすレベルのテーマか?

女神が生まれてるが、香港政府として条例廃止を表明したにも関わらず大規模デモ

を再燃させる狙いは一体どこにあるのか?

 

特別行政区であろうとも、現状は中華人民共和国に返還された1自治体だろう。

一体このような騒ぎを起こして、誰に利益があるのか不思議でならない。

 

参考まで・・・

話題に事欠かない大統領の国アメリカ合衆国でも、州法と連邦法が存在しいろいろ

めんどうなことは起こっている。だが、このレベルのテーマでクーデターまがいのデモ

が蜂起することには驚きを禁じ得ない。アメリカで同様のことが起こったならもっと酷

いことになってると思う・・・香港政府が甘いのか、中国政府が甘いのか・・・アメリカが

厳しいのか?

 

ただただ、このデモ抗議に女神はいらないと感じてはいる。

 

早々に終結してもらい、仲良くしてくれることを切に願うばかりである。