8mm自主映画『みちのり』の朧げな思い出シリーズです。

 

 

実は『みちのり』に関する資料・記録はほとんど残っていません。

 

ちなみに

『Too far away』では、ほぼ全ての記録・資料が残っていたので

まとめサイトを作る事が出来ました。

しかし『みちのり』は何もないので朧げな記憶に頼るしかないのです。

それなのに、何度見直しても大して思い出せない(苦笑)。

 

でも、NGフィルムを巻きなおしていたときに

ひとつ驚きの真実を知ることとなりました!(ちょっと大袈裟)

 

 

タイトル開け、

会社で「宏明」「信夫」が話してるところに

「工場長の奥さん」が来るシーン。

 

 

あれ、実はまるまる撮り直してたんですよ。

いや、もうびっくりです。

それを忘れてた自分にww

 

 

で、これも朧げな記憶なんですが、

確かこの“幻の「工場長の奥さん」が来るシーン”

クランクインだったような気がするんです。

 

だとしたら

クランクインの映像を丸々撮り直した

世界初の映画じゃないかと思うんです!(もっと大袈裟)

 

 

幻のクランクインの映像は

だだっ広い講堂のような場所で「宏明」「信夫」が話をしていると

遠くのドアを開け「工場長の奥さん」が話しながら歩いてくる

と言うだけのものだったんです。

なんとも奥行きの無い変化のないつまらない画。

 

「あぁ、これは撮り直したくなるな」

と、今見ても思いました。

 

そしてこれは確信なんですが、

これ完全に「ノープラン」で撮影してましたね。

たぶん絵コンテもない。

演出プランもない。

じゃあ、なんで撮影したんだって話です。

 

 

しかし、その理由もみんな

朧げな思い出の向こうに置き去りになってしまいました──。

 

 

 

大した話ではなかったですが、

前回からの撮り直しつながりという事で。

 

 

 

 

しょーもない話でも思い出したら書きますw

そもそもこのブログは、失われ行く

やしの木 Peppermint Film Workers since 1984 やしの木

の思い出を記すためのものなのですから。