8mm自主映画『みちのり』の朧げな思い出シリーズです。
みなさん。気になりませんか?
「織部深雪」が住む街。
岩手県の『詩宮市』。
海岸沿いの小さな港町で
日の出の頃、国道の峠から見下ろすと
遠い昔に読んだ詩集のように美しく見える街。
そんな『詩宮市』ってどの辺なんでしょう。
きっと誰もが気になりますよね。
僕も気になります。
で、改めて調べてみました!
すると、わりとあっさり
「ラストのシーンを撮った場所」が判明しました。
北緯 34.780471
東経 139.0490009
の国道135号線だそうです。
写真も載せておきますね。
おぉ、確かにあの『詩宮市』が見下ろせる。
間違いなくここだ。
えーと。
ちなみに国道135号線ってどこ?
え?
通称“東伊豆道路”だって?
うひゃあ。
岩手県じゃないのかよ。静岡県なのかよ。
と言うわけで、
『詩宮市』として登場したあの街は
伊豆の稲取温泉でした~
ロケの時は車2台と「宏明」のバイクで
夜通し撮影しながら走って行って
明け方には撮影が終わったので、
昼間は海水浴して遊んで帰ってきました。
男だけで…。
徹夜で走っていったからナンパする元気もなかったよw
ぶっちゃけ『詩宮市』は「岩手県宮古市」を想定して設定してました。
でも、もし実在する「宮古市」と言い切っちゃうと
本当に「宮古市」で撮影しないと本当のウソになっちゃいます。
さらに言うと、
海沿いの国道から「宮古市」を見下ろせる場所など
現実には存在しません。
だから架空の街『詩宮市』が必要だったのです。
架空の街をでっちあげることで
海沿いから美しい街を見下ろせるシーンが可能になったのです。
岩手まで行かないとしても
Peppermint Film Workers since 1984
のロケはいつも過酷です。