昨年の8月から取り組んできた

8mm自主映画『みちのり』をデジタル化ですが、

こういったものをいじっていると

次から次へと気になるところ、気に入らないところが出てきて

いつまで経っても終わらないんですよねw

 

だもんで、

ある程度形になったので公開に踏み切ることにしました。

 

 

 

 

公開にあたって。

 

(1) 編集点はオリジナルのままです。

実はオリジナルの編集はところどころテンポが悪く

無駄な描写や冗長なカットがいくつもあるのですが

1988年に“完成”としたものであることを尊重し

そのままのカットでの公開です。

ホントは「ディレクターズカット版を作ろうか」とも考えたんですが

それをしたところで面白くなるわけじゃないので潔く諦めましたw

 

(2) セリフ、音楽は全て入れ替えました。

アフレコとサウンドトラックのカセットテープが全て揃っていたので

セリフとBGMの全てが差し替えてあります。

併せて効果音の一部が差し替えてあります。

デジタル化した時の音声は

音の揺れどころか音が籠って聞き取れないところが多々あったので

やむを得ない措置だったと言えます。

もちろんアフレコとサウンドトラックの全てがオリジナルの音源なので

「聞きやすくなった分よかったね」という事でw

 

(3) カラコレだけでグレーディングはしていません。

34年の歳月はフィルムから色情報を奪い去ります。

何故か「Too far away」や「詩集 新しい人」より

褪色が酷かったようです。

同じところに同じ条件で保管してたのにね。

お陰でイチバンに時間がかかりました。

今も気になるカットがいくつもありますが

そこを粘ったところで話が面白くなるわけじゃないので

潔く諦めちゃいましたw

 

(4) タイトル、クレジット、エンドロールは差し替えています。

そもそも撮影時の露出不足や内容に不備があったので

差し替えざるを得なかったのです。

 

(5) MAに自信がありません。

何度も言ってますが、

昔、突発性難聴を患い片耳が聞こえないので

音のバランス、大きさ、音圧が微妙に分かりません。

なので、音のバラツキや大きさのチグハグさがあると思います。

大目に見てね。

 

 

 

とまあ、言い訳としては、まずはこの程度でw

 

 

 

そして改めて

『みちのり』を一緒に作ってくれた全ての仲間たち、

製作に協力して下さった全ての関係者の皆様に

心から感謝いたします。

本当にありがとうございました。おねがい

 

お陰様で、また8mmフィルムに触れることが出来、

創作の真似事をすることが出来ました。

すごく楽しかった。

やっぱりモノ創りって、素晴らしいですね♪

 

 

 

 

あーあ。これで

やしの木 Peppermint Film Workers since 1984 やしの木

の8mm映画はネタ切れかぁ……

ネタ切れなら……

え?作っちゃう?w